女性と結婚をしたゲイはこの映画をどのよう見るのだろうか。
耐えられるだろうか・・・
俺にとっては最悪の人生の選択の結果をみせられているようで、辛さでいっぱいになった。
ちょっと間違えば、俺自身だってそのような生き方をせざるを得なかったに違いなかった。
本当に堪りません。悲しみでところかまわず叫びだしたい気分を押しこらえてボロボロ泣き続けました。
「偽装結婚なんて信じられないな~!」といったところまでゲイライフの幸せを追求し始めている
日本のゲイには、立場も環境も違いすぎて共感できないなって人も多いと聞く。
それを聞いたとき、その奔放な感覚こそ次の世界を切り開くのだろうと心強く思った。
でも、現実、結婚しているゲイは多数いる。
彼らを思うと、また切なくなってしまう。
自分の人生をゲイとして生きていけるのか?と悩んでいる若者は多いし、これからも続くだろう。
迷っている若いゲイに是非見ておいてほしいと思った。
特に多くの情報を得ないで見に行ってほしい。
今でもゲイであることで殺されるかもしれないアメリカにおいてこのような作品が出来、
アカデミー賞レースにまで持っていけ、世論に問いかけた、
本当にすごい意味があること映画だと観て改めて思った。
今だからやっと、この昔話を作ることが出来た。そして社会的にも取り上げられた。
だけれども状況はまだまだ変わってはいない。
映画を観ながら、今から10年位前、俺がしばらく付き合った別彼のことを思い出した。
実は、彼は俺と出会う直前に婚約をしていたのだった。
彼はそれを俺に黙って毎週のように会っていた。
今思えばそれは嬉しくてたまらない時のようだった。
ある時、2,3週間会うことが出来なかった後、手紙をくれた。
実はこの数週間のうちに結婚式をして新婚旅行にも行ってきたというのだ。
俺は本当に驚いた。
彼のことを思うと本当に結婚生活などできるのだろうかと心配になった。
俺に相談は無かったが、彼も俺に出会って本当に結婚すべきか悩んだらしい、
でも彼は結婚の選択をした。
今もたまに家族写真をハガキで寄こしてくる。
大きな子供を抱え、彼も老けてきた・・。
「もし気分転換になるのなら、いつでも遊びに来たらいいんだよ」
と言って別れたあの彼は、今どうしているだろうか?そんなことを思い出した
以下ネタバレ注意!
自分の旦那が、実は自分を愛しているのではない。奥さんの苦悩。
女性との不倫であればまだ救われるのに?何故に同性なの?勝負も出来ないわけ?
そんなことを思ったに違いありません。
イニスの奥さんの苦悩は、見てられないものでした。本当に辛いです。
寡黙な旦那が、数年に一度の楽しみの釣り?に嬉々と出発準備する様子、
旦那の彼から山の写真の絵はがきが届く、
すべてを知っている彼女にはもう堪らない気持ちになったことでしょう。
その小さな叫びを釣り糸の先につけていたのに・・・。
ジャックの死ははっきりしないものの、多分イニスの不安どおりだったのでしょう。
遺族たちの様子を見ればその不安は募るばかりです。なんてことだ(震)
ゲイフォビア、ゲイバッシングの罪を見るものに迫っていきます。
イニス、ジャック、二人の奥さん、家族、子供たち、両親、皆が皆辛いのです、切な過ぎる。
今日一日、ネットで感想を探しつつ、思い出しては震えが戻って涙ぐんでいました。
前半は単調でゆっくりで2度目は見れそうにないなあ、なんて思ったりするのですが、
後半からは息もできなくなるような、辛いストーリーが押し寄せてきます。
俺は実際に呼吸困難気味でしたよ(泣)
今を思えば、前半の展開も分かるような気がしてきます。
彼らが仲良くなる過程も唐突なのですが、それも後で見れば・・。
後を引く映画です。
淡々としている映画だけど、ちゃんと見通したものだけに
見終わった後にもズジーンと響き続けるタイプの映画です。
この手の映画は映画館で強制的に観ないと・・(笑)
ブロークバックマウンテンのころが人生で一番幸せだった・・
血だらけの2枚のシャツ・・イニスの娘との会話・・
ジャックの両親との会話・・最後の一言・・
・・・・思い出しては涙ぐむシーンの数々。
細かな情緒溢れるシーンがギターの音色とともに見終わった後も次々思い起こされます。
単調と思えていたものが終わってみれば、また見直したいと思うのです。
描かれているわずかな心の機微を見直したくなるのです。
ネットで見つけたコメントで感銘を受けたものがありました。
「正直に生きるということは大変なことだけど、とても大切な事なんだと改めて感じた。
ごまかしとかじゃなくてちゃんと人を愛せる人間になりたいです。
人を騙し、自分を騙して生きるって・・・・・切な過ぎるね」
私たちは自分自身をもっと大切にして生きて良いし、また大切に生きていかねばならない
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/top.html
ブロークバックマウンテンの世界へ
耐えられるだろうか・・・
俺にとっては最悪の人生の選択の結果をみせられているようで、辛さでいっぱいになった。
ちょっと間違えば、俺自身だってそのような生き方をせざるを得なかったに違いなかった。
本当に堪りません。悲しみでところかまわず叫びだしたい気分を押しこらえてボロボロ泣き続けました。
「偽装結婚なんて信じられないな~!」といったところまでゲイライフの幸せを追求し始めている
日本のゲイには、立場も環境も違いすぎて共感できないなって人も多いと聞く。
それを聞いたとき、その奔放な感覚こそ次の世界を切り開くのだろうと心強く思った。
でも、現実、結婚しているゲイは多数いる。
彼らを思うと、また切なくなってしまう。
自分の人生をゲイとして生きていけるのか?と悩んでいる若者は多いし、これからも続くだろう。
迷っている若いゲイに是非見ておいてほしいと思った。
特に多くの情報を得ないで見に行ってほしい。
今でもゲイであることで殺されるかもしれないアメリカにおいてこのような作品が出来、
アカデミー賞レースにまで持っていけ、世論に問いかけた、
本当にすごい意味があること映画だと観て改めて思った。
今だからやっと、この昔話を作ることが出来た。そして社会的にも取り上げられた。
だけれども状況はまだまだ変わってはいない。
映画を観ながら、今から10年位前、俺がしばらく付き合った別彼のことを思い出した。
実は、彼は俺と出会う直前に婚約をしていたのだった。
彼はそれを俺に黙って毎週のように会っていた。
今思えばそれは嬉しくてたまらない時のようだった。
ある時、2,3週間会うことが出来なかった後、手紙をくれた。
実はこの数週間のうちに結婚式をして新婚旅行にも行ってきたというのだ。
俺は本当に驚いた。
彼のことを思うと本当に結婚生活などできるのだろうかと心配になった。
俺に相談は無かったが、彼も俺に出会って本当に結婚すべきか悩んだらしい、
でも彼は結婚の選択をした。
今もたまに家族写真をハガキで寄こしてくる。
大きな子供を抱え、彼も老けてきた・・。
「もし気分転換になるのなら、いつでも遊びに来たらいいんだよ」
と言って別れたあの彼は、今どうしているだろうか?そんなことを思い出した
以下ネタバレ注意!
自分の旦那が、実は自分を愛しているのではない。奥さんの苦悩。
女性との不倫であればまだ救われるのに?何故に同性なの?勝負も出来ないわけ?
そんなことを思ったに違いありません。
イニスの奥さんの苦悩は、見てられないものでした。本当に辛いです。
寡黙な旦那が、数年に一度の楽しみの釣り?に嬉々と出発準備する様子、
旦那の彼から山の写真の絵はがきが届く、
すべてを知っている彼女にはもう堪らない気持ちになったことでしょう。
その小さな叫びを釣り糸の先につけていたのに・・・。
ジャックの死ははっきりしないものの、多分イニスの不安どおりだったのでしょう。
遺族たちの様子を見ればその不安は募るばかりです。なんてことだ(震)
ゲイフォビア、ゲイバッシングの罪を見るものに迫っていきます。
イニス、ジャック、二人の奥さん、家族、子供たち、両親、皆が皆辛いのです、切な過ぎる。
今日一日、ネットで感想を探しつつ、思い出しては震えが戻って涙ぐんでいました。
前半は単調でゆっくりで2度目は見れそうにないなあ、なんて思ったりするのですが、
後半からは息もできなくなるような、辛いストーリーが押し寄せてきます。
俺は実際に呼吸困難気味でしたよ(泣)
今を思えば、前半の展開も分かるような気がしてきます。
彼らが仲良くなる過程も唐突なのですが、それも後で見れば・・。
後を引く映画です。
淡々としている映画だけど、ちゃんと見通したものだけに
見終わった後にもズジーンと響き続けるタイプの映画です。
この手の映画は映画館で強制的に観ないと・・(笑)
ブロークバックマウンテンのころが人生で一番幸せだった・・
血だらけの2枚のシャツ・・イニスの娘との会話・・
ジャックの両親との会話・・最後の一言・・
・・・・思い出しては涙ぐむシーンの数々。
細かな情緒溢れるシーンがギターの音色とともに見終わった後も次々思い起こされます。
単調と思えていたものが終わってみれば、また見直したいと思うのです。
描かれているわずかな心の機微を見直したくなるのです。
ネットで見つけたコメントで感銘を受けたものがありました。
「正直に生きるということは大変なことだけど、とても大切な事なんだと改めて感じた。
ごまかしとかじゃなくてちゃんと人を愛せる人間になりたいです。
人を騙し、自分を騙して生きるって・・・・・切な過ぎるね」
私たちは自分自身をもっと大切にして生きて良いし、また大切に生きていかねばならない
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/top.html
ブロークバックマウンテンの世界へ
そのカップルは本当のところ愛し合っているのかって思って来ますよ。
そのとおり、偽装とは書いていますが、いろいろ事情や社会的な制約で結婚しているのです。決して愛情が全く無いわけじゃないでしょう。一緒に生きるパートナーとしていとおしく思っているに間違いありません。
男女でも恋愛結婚なんて出来るようになったのはつい最近のことらしいです。
俺は今の彼氏くんと一生連れ添えたら良いなー(笑)