ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ハッテン場でもHIV予防啓発!

2006-11-26 01:29:53 | Weblog
今回のHIV予防啓発のお願い訪問は有料ハッテン場。

松山に唯一ある会館へL.s.Eの代表の一人と行ってきました。

営業時間前に時間を頂戴して説明。
用意してきたLSEパンフレット付のゴムを入場時に必ず渡してもらうように
お願いして快く引き受けてもらった。

それ以外でもなるたけお客さんの手に入りやすく使いやすい環境でゴムを
サービスで置いてもらえないか?お願いしたが経費の問題もあるかなあ。

箱で自由にどうぞ!と置くことがあるらしいが、そうすると鷲掴みに持って
いかれたりするのだそうです。置き方工夫がいるかなあ。

本当はティッシュの横とかに必ず置いてあればいいサービスなのだろうけど。

まずは入場時に渡していって、お客さんに毎回渡すことの意味を考えてもらう
ところからかなあ。

あのパンフレットを入り口で渡されたら、小さいし読みやすいので
着替えの間に読んで、意味が分かってくれるのじゃないかと思う。

100個ほど持って行ったけれど、10日かそこらで無くなってしまうとのこと。
しばらく続けるには、ちょっと相当数の用意をしなきゃなりません。
用意するのも大変です。

客層が30代から50代のハッテン場だけれど、50代以上の人でセイファーセックス
の意識が薄いことがこの活動でも把握されていることなので、この活動でその人
たちにも伝わると良いな。

ハッテン場にくる人たちは、ここだけで活動している人も多いので、
啓発イベントとかでの詳しい説明は出来ない。

ずいぶんコンドームはつけているようだ、とのことだけれど
一部には危険な行為も耳にするらしい。

性感染症なんてどうでもよいという自暴自棄になっている人もいる。
相手への思いやりも絶対必要だけれど、なにより自分の身を守るという意識は
大変重要だ。

こういう場所のことをどーのこーのと言う人もいます。
ハッテン場に行かず、特定の人とエッチしていれば大丈夫だ、なんてことを
言ってる人もいます。

こんな考えは「のん気過ぎ!!」だと思う。

感染は検査に行かない限り分かりません。見た目では何も分からない。

愛しているならゴムなしでも良いはずだ!などと言うカップルもあると聞くけど
とても危険な考え方だと思います。
相手を信じるとか、信じないとかいう話ではないんだ。

どんな場所でも場合でもセイファーにね!

このことは禁欲的な考えで解決できる問題じゃないもんね。
他人事に考えないことが、重要なんですよね。


愛媛のゲイ向けHIV/AIDS/STD予防啓発グループ
Loving safer in Ehime(L.s.E)
http://www.ls-ehime.jp/

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2 コメント

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Unknown (エース)
2006-11-26 08:47:34
ブログを読みながらゲイリーマンさんのような方がいるのは大変心強いと思っています。もしかしたら一生僕にはカミングアウトは無理かもしれません。僕の一言で変わってしまう何かへの恐怖心があるからです。先日のブログにあったように二重生活二重人格の日々を送っているのだと思います。カミングアウトができればもっと世界が広がり自分らしく生きたり恋愛も自由にできるかもしれません。様々なゲイコミニティ向けイベントに参加してゲイ仲間と交流できるのも楽しそうです。でも僕にはそうすることの勇気がないんです。ゲイにとって生きやすい社会になることを待つ受け身の姿勢でしかいられませんが、ゲイリーマンさんのことこれからも応援していきますね。
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Unknown (ゲイリーマン)
2006-11-26 22:35:56
多くの人がカミングアウト、もしくは肯定的な行動、ゲイコミニティへの関わりなどを躊躇無く出来るような社会の意識に変わらないかなあ、なんて思って活動してみたりしてます。この10年を見ても随分違ってきました、エースさんが行動してみようかな?そろそろ、なんて思う日が来るといいなあ。俺のブログではそれと同時に自分自身の意識を変えていこう!みたいな書き方はしているのできついところもあると思います。自分を見つめる参考にしながらも自分のペースで歩んでいけばいいと思いますよ。少しの一歩に挑戦しながら!!自分の人生だしね、自分を取り戻すときも大事だと思うし。
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