ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

少子化問題を誰かのせいに?

2007-02-05 00:24:41 | Weblog
柳沢厚生労働大臣(少子化担当)の問題発言ですが、
「言葉のあやをいちいち突っ込んで」と言う人もいるのですね。

多分同じ意識の持ち主なのでしょうか。
年齢の高い女性では、そんなこと今までずっと言われ続けてきたから
それくらいのこと気にしない、この程度で傷つくなんてヤワよ!なんて言う人も
います。長い年月の中で麻痺させられてしまったのでしょうか。
教育的にそう思い込まされて育ってきたこともあるのでしょうね。

女性といっても年代層によってとらえ方が違ったりもする、自らが反応しない
なら、この問題意識は改善されないでしょう。

安倍総理は自分自身のご家庭で子供が出来ない事情があるにもかかわらず、
大臣の弁護をしています。ちょっと解せない感覚なのですが、同じ考えを持って
いるということなのでしょう。
女性が家庭を守っているような家庭が理想的な美しい家族と思っている人ですもんね。

この一件で安倍首相を応援していた人々も、本質が分かってきたのではないでしょうか?
(まだ分からない? 次々大臣が問題を起こしてかわいそうな首相??かな?)

そのような調子で支持率も下がる内閣ですが、審議拒否でしかアピール出来ない
民主党の態度ではなんとも・・
どうして誰も彼もが期待に沿わないのかなあ!!??んも~

下記は俺の活動も応援してくれている親友の女性が書いた
今回の「産む機械発言」のブログです。
とても分かりやすく書かれていると思いました。

女性は子供を産む機械
http://blogs.yahoo.co.jp/sayoreborn/3700464.html

男性にも同じことが求められてきました。
家を継続させるために「結婚しないの?」「お前は跡取だ!」
「立派な子孫を残してこそ一人前の男だ!」

俺たちゲイも家族や世間からその圧力をうけている。

この大臣の深層心理の考えでいけば、
そのうち結婚をしない男性も吊るし上げられるのでしょうね。

そのとき、ゲイとして主張できる以外の男性は、
反論することは男らしくない・・・
恥ずかしいことと思ってぐっと堪えるだけでしょう。

ひどい話です。

結婚という制度も時代には合わず、少子化をすすめている要因かもしれません。

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