ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

頼長の男色ターゲットは!?(平清盛)

2012-04-10 00:27:14 | Weblog
出ました大河ドラマの男色シーン!

「平清盛」で男色の内大臣、藤原頼長(山本耕史扮する)が
いったい誰を相手にそのシーン演じるのかと期待してましたが
とうとう4月8日(14話)の放送でありました。

先週の予告でもしや・・と思っていたけど
清盛の弟(異母兄弟)家盛(大東駿介)だったのでした。
なるほどそういうことか。

しっかり描いてましたよNHK。それも2回も!
やるなっというところです(笑)

自分としては、勝手な妄想で、家盛の上半身くらいは露になる?とか
想像膨らまして喜んでいたもんで??期待ほどではなかったのですけど(爆)

大変上品?に描きつつも十分にはっきり描いてて、御簾の向こうでいったい?
えらく素直に従う家盛、危ない頼長にドキドキシーンでした。

家盛はかわいそうなことになっていきますね。
頼長に政争の道具にされ、好みであったからついでにもてあそばれ。

兄清盛には一族を任せられないと立ち上がった家盛
頼長のバックアップで棟梁の座を目指した家盛でしたが、結果として
一族を分裂させられる、そんな毒牙にかかってしまうのです。

恐ろしい頼長。
匂い立つ青年家盛は使い捨てられていくのでした・・

大東駿介がねえ(妄想)

現代の人々には男に手を出す男というのは悪魔のように感じられるかもしれませんが、
男も女も自分の家を守り立てるために、出会いも恋愛も
交遊関係を発展させる方法ひとつとして奔放に行っていた、そんな平安の時代が描かれている。

そんなことで関係が近くになるのなら、自分を差し出せる相手にはそうするし
妹や娘を差し出した方がよければそうするし・・
うわあ、立場のある人は大変ですね(清盛の次の奥さんを嫁がせた弟も同じような話です)

しかし頼長のように権力のあるものに、手の内で転がすようにもてあそばれたのでは
男色に限らずたまったものではありません。
こいつは本当に好き勝手やれたんだろうなあ?と腹立たしく思ったりしながら見てました(笑)

大河ドラマとしては稀に見る悪人ぶりの頼長
ぶっちぎりの濃いキャラクターとして山本耕史も楽しんでいるようです。

夭折する家盛に、犬死と捨て去る冷酷横暴な頼長。
次回もますますやばそうですが、頼長自身もよい死に方は出来るはずもありません。


さて、ネットで感想を見てみるとホモシーンは見たくないとか書いている人もいますが
自分らゲイが男女のシーンを見ていちいちそういうことは言わないのですけどね~(笑)


■山本耕史のインタヴューより
http://www.ikkojin.net/ikkojin-news/2012/04/post-435.html

同性愛の役をやる役者がいちいち自分はそうではないと半分笑いを取りながら答える
そういうのを良く見ます。

■最後の家盛 大東駿介インタヴュー
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/special/daito/01.html
コメント
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