ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

週末はセミナーにイベントに

2009-12-07 01:04:44 | Weblog
この週末はセミナーやイベント出展を3ヶ所巡ってました。

5日土曜日は午前中は
えひめ男女共同参画フェスティバル2009で人権擁護委員連合会と男女参画社会推進委員会
が主催する「これでいい?女と男の人権」に参加。
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/60656617.html

60人くらい参加されてて、5つほどのグループに分かれて男女共同参画の話を
ディスカッションするもの。

だいたい、男と女というような、あまりに大きなカテゴリに分けることが無理だよなと
常々思ってたのですが、改めてそれを実感。

男女参画社会という言葉を、もっとみんなに分かりやすい個人を大切にするとか
自分らしく生きる社会とか、そういうのに変えた方がいいんでしょうね。

女性解放に頑張ってこられたおばあちゃんたちの話や、自分は仕事をやめて家庭に入って
幸せだったわよ!というおばあちゃんの話を聞いてて、年齢が高めだったのもありますが
女性の置かれた立場って、キツそうだあな~なんて改めて思ったのでした。

家庭に入って子供に手作りのお菓子を用意して帰りを待ち、子育てを成功させ
旦那もいい人で偉い役人さんだったといってたおばあさんの話には、
誰も言わないのでちょっと自分が釘を刺してしまいました(笑)

結婚後は旦那について主婦をし、転勤族だから自分は仕事もできないといっている女性

様々な意見を聞きながら(ぼやきを言い合うことになってるのでいいんですけど)
結局は人それぞれで、誰かと比べたりするから不幸になるのだなあって思いました・・

そして、誰かに自分の生き方は正しかった!?といったことを何かの権威を利用した形では
言うもんじゃないんだなあって思い知ったのでした。

こういうところを考えても、みんながもっと自分の幸せに気付けるような機会であったり
どの人も自分で幸せを切り開いていけると感じられる環境づくりが必要だってことですね。

もしかしたら、このようなディスカッションで、自分を語り合うことから始めるのもいいのかも。

自分は同性愛者としての発言をしてきたので、男と女という枠を超えて皆さんには新鮮だったみたいです。
グループの代表さんは、自分が参加するというのでセクシャルマイノリティの本を
持参し、レインボープライド愛媛のパンフレットに蛍光ペンを走らせ勉強してくれてて
なんだか感激しました。

非常に面白いディスカッションに参加できたし
その後も、初めての出会いに恵まれて、朝から参加してよかった~

終わったすぐ後に人権フェスティバルの会場であるコミセンに移動。
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/60656617.html
レインボープライド愛媛のメッセージ展示を朝から出してたんですが
彼氏くんにお任せしてましたので合流。(今日の写真)

展示コーナーがちょっと暗い場所になってて、5団体くらいが出してるのになんだか暗い
せっかくのイベントなのでもっと全体が交じり合えるようにすればいいのになと
市役所の方にはお願いしておきました。来年に期待!

ちょっと去年より参加者も少なく、半減かもという感じでしたが
こちらでも展示のみなさんと触れ合えていい機会になってよかったなあ。
写真にもある愛媛腸疾患友の会さんとは楽しく過ごさせてもらいました!

愛媛腸疾患友の会
http://ibdehime.web.fc2.com/index.html

そして6日(日)は、NPO法人こころ塾さん主催の“うつ病基礎セミナー”
講師の上野玲さんの精力的な話を興味深く聞かせてもらいました。

自分の活動にも、自分自身にも参考になることが多くて2時間あっという間だった。

講師の方自身も鬱持ちの方なのですが、この方の講演では迫力ある話を聞きながら
自分も同じような感じだろうか?などと思ってたのでした。

講演以上のことはどうも書籍を手にした方が良いみたいで
読まないといけない気持ちにさせられちゃいました(笑)

こころ塾さんは来週はラジオ放送をやるそうで、精力的~な代表さんに
知恵を分けていただきたいところです(笑)

NPO法人こころ塾
http://www.kokorojuku.net/

そんなことで充実してた週末でしたが、実は体を休ませなければいけなかったはずなのに
うろついてしまいました。またツケが来るに違いありませんね~(怖)
コメント
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