ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイの息子と年末の両親

2006-12-29 02:37:01 | Weblog
世間様は仕事納めもして、今晩などはホッと一息ご苦労様って感じかなー?

クー、俺の会社は30日まで通常出勤なんだ。
まだ2日もあるし・・。

今日なんか、「今日で納めますので」なんて
挨拶してる出入りの会社の人もいたし(泣)

31日一日でどんな正月準備が出来ると言うんだよ~。
正月中に掃除するのもねえ、もう大掃除は諦めじゃな~(笑)

大晦日や三ケ日も仕事の方もいるだろうし

でも、31日からは丸々お正月できそうだし。すぐまた連休あるから・・

特に予定を決めてないんだなあ、近くの温泉行ったり、読みきれてない
何日分も溜まってる新聞や雑誌を読んだり、映画に行ったり
録画したドラマ見たり、そんなんかなー

彼氏くんとゆったり過ごせれたらいいな~(喧嘩せずにね 笑)



親のところにも少しは顔を見せないといけないだろう・・

でも年末は、世間の幸せモード?にやられた母さんが、俺にあたる恐れ大、
経験上知っているので近づかないほうが良いかもな。

カミングアウトして10数年、理解したり、ぶり返したりの繰り返しでしたが
今年は両親とゲイである息子のことで厳しい言い合いをしてね

ゲイである息子のことは仕方がないと諦めはした、
でも息子が堂々とゲイとして生きていくことには抵抗がある

カミングアウトした後もいろいろな人生の節目で親子の生き方の相違が
ぶつかるのですね。

俺もゲイとして生きていくことを曖昧にさせないように親を追い込んだことも
あって、ずいぶん親子の距離が開いていった1年だった。

俺の親への愛情が乾き切るような会話もして俺も辛かったし、
両親も「お前のせいだ」として逃げ出したかったのだろう。

あれから数ヶ月たって、
両親自身が持っている偏見と今どこまで向き合って過ごしているのか聞いて
みたいところもあるけど。

思い起こせば、同和問題を始めとしたさまざまな差別について
了見の狭い考えを持った人たちでした。

そんなことだから
息子がゲイであることなど、もってのほかなのです。
息子の存在自体が体裁が悪いのです。

最近は俺と会うと、このような俺からの厳しい問いに向き合わなくちゃいけない
ことを悟ってきたようで、あまり関わらないようにしているようです。

そんなことをしても結局は、自分自身にある偏見と向き合わねばならないし
それぞれの中で考えてもらわなくちゃいけない問題は残るのですが。

考えている最中なのでしょうね。
時間が解決するはずだと期待してゆっくり待っていますが。

しかしね、
「偏見を持つ人への思いやり!?」なんていうのも変なことだと思うよ・・

目の前のことに蓋をして、触れずにいてあげるのも孝行かぁ
息子の存在否定が孝行することになるなんてねえ・・・

相変わらず厳しいこと思ってるでしょう?


まあ、それはそれとして
やっぱり家族だからなあ。今年を無事に終えた挨拶はしないとね。
仕事納めたら、一番に挨拶に寄ってきますよ。

そんなこと思いながら過ごしている年末です。
コメント
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