ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

性嗜好?

2005-12-22 00:46:05 | Weblog
愛媛新聞投書欄に以下のような投稿が載っていた。2005/12/21

「罪を憎んで性嗜好?を憎まず」
幼児や小学生を狙った猥褻事件がおきるたびに、容疑者の「小児性愛」が問題になる。
世の中には多様な性的嗜好が存在する。同性愛・両性愛・体の特定の部位に興味を持つ場合など実にさまざまである。小児性愛もその範疇に入る。
先天的なものかどうかなど、その原因の多くはいまだ解明されていない。
しかし、それが少数派であるために、その嗜好そのものをもって差別されつらい思いをしてきた人も多い。
人は誰しも、公共の福祉に反しない限り、個人として最大限の尊重を必要とする。
言うまでも無く、殺人は究極の人権侵害だ。
何の落ち度も無い幼女が無残に殺された一連の事件に私は怒りで震えた。
だが、悪いのは犯罪そのものである。
個人の性的価値観は、その形態によって何ら卑しめられるものではない。
(29歳家庭教師)

最後のくだり、「悪いのは犯罪そのものである」とはそのとおりに思う。
過去、同性愛は悪魔の精神疾患と思われてきたことがあって、理解を超える犯罪者は同性愛者にされてきたりと、俺も嫌な思いをしてきた。

文面の主旨は分かる。

だが、小児性愛を同性愛と同列におくことはどうなのだろう?

18歳以下の少年と性的行為をしてはいけないのは判断能力が無いとされているからだ。
まして小学生低学年以下でなど判断できることではない。

もし相手の子が望んだSEXだとしても、性的興奮の興味を増徴させることは、その年齢の子供に対して行ってはいけないことなのだと思う。

同性愛・両性愛を嗜好と表現することが納得できない。
この文面の中で嗜好と思われるのは小児性愛と体の部位に興味を持つ(フェチ)のことだろう。

幼い子供やアイドルの卵には、実際かわいいな~と思うし、小児性愛の気持ちも分かる。ではあるけれど、それはあくまで鑑賞品?であると思う。

国によっては同性愛も、未成年者への性的行為と同じように犯罪とされているところもあるが時代遅れの国の話だ。

でも、小児性愛の実行動を合法とする考えは認められないだろう。

今回の考えを思っても、妙にアンダーグラウンドに封印させてしまうことは、社会性を失ってしまい犯罪を引き起こすことになるのではないかとは思える。

隠れた性的嗜好という考え方は、生き方を陰湿にしていく。

同性愛は性的指向であって、恥ずべきことでも怪しい趣味嗜好ではないという意識を高めなければなければならないと思う。
コメント (1)
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