ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

「お前のものも、オレのもの。」

2006-07-06 20:52:49 | いろいろ
 「もの」を「喜び」に変えてみよう。



「お前の喜びも、オレの喜び。」映画の時のジャイアン、っぽいね。

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京浜東北線沿いの大学へ。秋の仕事の打ち合わせ。
担当者だった方が僕のパフォーマンスを気に入ってくれたようで、今年も依頼をいただいた。

まずはお客さんに満足してもらえて、感動してもらえるようなものを目指そう。
たぶんほんとは、さらに上があるんだろうけど・・

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むかーしむかし。

「道具もなにもなくたって、お客さんを楽しませられるような人でないとプロにはなれない」
ということをなにかで読んだ。

特に普段とは別人格を演じるわけでもなく自分自身のキャラクターでショーを行う場合、
やっぱ普段から一緒にいる人を楽しませていたり、
周りの人に感動を与えているような人というのは凄さを発揮する。
人の気持ちに敏感な人、言葉や視線、動作で人の心を掴める人・・

うーん。最近たくさんの人に会うようになって、
「あぁこういう人が大道芸やったらぜーーったい人気沸騰だろうに。。」
と思うような人にもちょくちょく出くわす。

自分はというと・・
はい、まずは日常生活の方から修行します。。。

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政治とか経済も知りたいけれど、うん、もっと大事なことってある気がする。
もっとミクロな日常の人と人とのつながりの中で。誰もが関わっていること。

世界規模での活躍がどーたらこーたらというのも夢のある話ではある。
でも、夢ってみんなが夜に見てるものでもある。

毎日似たような繰り返しの日常があって、でもそこから少しだけ離れたもう一つの世界がある。
日常の中に潜んでる、ちょっと不思議でわくわくする体験。

パフォーマーができることというのは、そんな世界を作ることなんじゃないかな。
ロケットを打ち上げられるわけでもない。首脳会議に参加するのでもない。

みんなの目の前にあって、でも日常から越えているもの。

たぶん。