失業

チュニジアの情勢、
コレはもう「革命」ですね。

「あの国で革命が起こるとは思わなかった」とみんながみんな口をそろえて言います。
アフリカ大陸のアラブ諸国の中では一番発展して安定している国だと（勝手に）思っていたので、私にとっても驚き。

でも、発端になった失業を苦にした若者が自殺するという事件は、それだけで大きなこと。
民衆の不満が一気に爆発して、暴動とまでなってしまったけれど、それだけ抑えられてということか。
チュニジアにいる友達は「そのお陰で治安が守られていた面もある」と言っていたけれど…。

日々の動きをニュースで追うことと、友達が無事に日本へ一時帰国できることを願うことしが出来ないのですが、

こういう動きは他の国々にも影響があるのでは…
と思っていたところ、
モーリタニアでも。


今朝、失業中だという青年が焼身自殺を図るという事件が起きました。
なんと大統領府の前で。

幸いにも命は取り留めて病院に運ばれたということですが、このニュースが職場を駆け回った時には、
誰もが固まった…。

時間が経ってみると、失業者ではなかったという情報もあり、
必ずしもチュニジアの影響ではないだろうと。

今、世界で失業問題を抱えない国はないと思うのだけれど、なんだか世界中が揺らいでいる気がします。