なぽりたん日記

2006:モロッコ
2007:日本
2008:2度目のセネガル
2010:モーリタニア
2013:陸前高田

いちじくジャム

2006-07-17 22:01:34 | モロッコ日記
ブヤでは今、いちじくがたわわに実っております。
今年第2弾!!
一応木の持ち主はそれぞれあるけれど、みんなバケツもって取りに行ってる。

私は乾燥いちじくはあまり好きではない。
でも、生の実はすごくおいしい。
これで冷蔵庫があれば、冷やして食べれば倍おいしいところだね。
残念ながらないんだけど。

でも食べ過ぎるとうわっとなる。
ので、ジャムにしてみた。
こちらの主食はパンだし、いつも食事をしている家も決して裕福ではなく、
「ジャムは買うと高い」とか言ってるので、食べてくれるかなぁと思って。
砂糖の加減がよくわからないけど、というか適当、なんかうまくできた
次回は何で作ろうかな。
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睡眠欲

2006-07-16 22:13:46 | モロッコ日記
私の活動に曜日は関係ないけれど、今のところ日曜はいつも活動なし。
朝ごはんを隣の家に食べに行って、よし今日はフランス語でも勉強しようと
一瞬は思った。
でもベットに目が行った…横になった…昼まで再び寝ていた。
実はこういうことがよくある。
睡眠が足りていないと何もできない人だけど、最近の睡眠欲は半端じゃない!!
なぜだろう??
暑いから体が欲しているのかな?

でも私の中で[寝ている=怠慢]というイメージがぬぐえないので、
やっぱりよくないな、うん。

だって、突然の訪問者にも寝てたってすぐばれちゃうし。
「ほそーい目がさらになくなってる」って言われちゃう。
日曜日はフランス語をがんばる日にしよう!!
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なぜ???

2006-07-15 22:29:23 | モロッコ日記
村で一緒に活動している女性たちは、女性と言うより女の子達が多い。
小学校は出たけれど、その先へはすすまず、家で家事をしている15歳~20歳。
時期が来れば、というか親が決めればそのうちお嫁にいってしまう。

今日もいつものように活動。
でも一昨日・昨日とふった雨で、ついにいつも集まる場所が崩れそうに
なってきたので、外にござをひいて作業をしていた。
と、そこへ村の青年が。
私たちが作っているショールを買いたいとのこと。
ちょこっと話して去っていった。

夜、いつものように隣の家で夕飯を食べていると、その家の旦那とこんな会話になった。
旦那;「今日、女性たちと一緒に男の人が座って話をしていたけど何?」
私 ;「ショールが欲しいっていうから値段とか話していただけだよ」
旦那;「1つ忠告するけど、女性たちの中に男性を招き入れることはしないほうがいい」
私 ;「なぜ? ただちょっと話していただけだよ」
旦那;「でも、村の中にはよく思わない人がいる。まして若い女の子たちの親はよく思わない」
一瞬、なんで?って頭にきた。
日本で育った私はそう思った。でもそれがここのあり方ならそれを尊重しないとね。
これはイスラム教の国だからというのではなく、この国のこの地域の昔からの考え方なんだって。
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またも大雨

2006-07-14 22:41:53 | モロッコ日記
5月に大雨が降ったことは前に書いたけど、また降った。
昨日夕方エルラシディアから戻ってくると、エルフードの道路は水浸し!!
これはなんだーって人に聞いてみると、昼過ぎに大雨が降ったとのこと。

頭の中を嫌な予感が過ぎる。
ということは、きっとブヤも大雨降ってる。
ということは、きっと部屋もまた雨漏りしてるはず……。
買いたいものもいろいろあったけど、いそいで村へ帰ると、その道のりも水浸し。
さらに不安になる。
テラスへの吹き抜けになってる部分にもビニールかぶせてくればよかったな…だってまさか雨が降るなんて思わないし…とかいろいろ考えちゃう。

でも、おかげさまで雨漏りはたいしたことなくて被害もなかった。
さらに、今日の午後もどわーっと降った。
雷と稲光も一緒にやってきて、また村を水浸しにしていった。
またちょっと雨漏りしてた…。
農民にはうれしい雨だけど、ことしの天気はどうしちゃったんでしょう。
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深夜の激痛

2006-07-12 22:54:24 | モロッコ日記

また友人のグループの演奏があって今回はエルラシディア(任地から1時間くらい)という街に。
今日の演奏は6グループもあって、友人は最後の6番目。
暑さで食欲もなく午前中から何も食べずにすごしていたら、友人の演奏を聞いて踊って一息ついたところで、胃に激痛が

うずくまりたいくらいの痛さ。
自分でもわけがわからず、周りも心配してくれたが、
結局は何も食べずにいたことがよくなかったみたい。
胃酸に胃がやられたってことかな??
「なにか食べれば直るから」
と、夜中1時にサンドイッチを無理やり食べさせられて、「食べたくないー」
と逆切れしそうになったものの、ちょっとたべたら本当に治った。

さすがの私も暑さで食欲なくなっているんだけど、
やっぱり何も食べないというのはよくないみたいね。
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愛のムチ??

2006-07-11 23:27:50 | モロッコ日記
今日は他の家にお昼に招かれました。
この家族は、前にブヤに2年間住んでいたアメリカ平和部隊のボランティアともなかよくしていたようで、ちょくちょくご飯をご馳走になっています。
多分ブヤ1番のお金持ちで、お父さんがエルフードでガソリンスタンドを経営しているので、その家も食事の内容も他の家とはちょっと違う。
すべてに余裕のある家です。
でも、それをひけらかすのではなく優しい子供たちです。
1人の娘は一緒に活動もしています。

大家族だけど、今日はお父さんたちはいなかったので6人でお昼ご飯…
と、何やらお母さんが息子(10歳)をしかりだした!
と、近くにあった木の棒でたたきだした!!
ついに息子は食事もせず逃げ出した。
いつも思うけれど、モロッコでは子供への愛情表現やアクションが多い反面、しかるときのすごさといったら…ない。
そのメリハリがいいのかもしれないけれど、かわいいからこそ木で叩く??
愛のムチ???
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ベルベル結婚式

2006-07-09 21:49:08 | モロッコ日記
今日はワールドカップの決勝の日!
もちろんサッカーも気になるけれど、近くのベルベルの村で結婚式があるから見に行こうと言われれば、私の興味はそっちへいってしまう。
ベルベルとは民族のこと。
モロッコにはアラブ・ベルベルなどいくつかの民族がいて、その結婚式も異なる。

以前その村には「ちょっと散歩に行こう」と連れて行かれたことがある。
が、ちょっとどころではなく、多分片道4キロはある。
いつつくのか、どこまで行くのかわからず4キロ歩くのはきついけれど、
今回は準備万端。ちゃんとスニーカー履いた。
村の友人S(妹のような存在)とその兄と友人たち。
モロッコの結婚式に音楽は欠かせない存在。
兄ちゃんたちは太鼓片手に音楽奏でに向かったのでした。

着いたらすでに踊りが始まっていた。
しかし、花嫁は夜中まで顔を見せてはいけないとのことで、
全身布で覆われて、見ることはできない。
でも、なにが素敵かって初めてあった外国人でも「ようこそ」と結婚式に招き入れてくれること。
日本の式ではありえないよね。
夜中までおどりが続くと、やっと夕飯がでて花嫁も人々の歓声とともにベールを脱ぐ!!
座りくたびれたけどシンプルで素敵な結婚式でした。
花嫁はその後迎えに来た車に乗って花婿のいる村へ行くとのこと。

そして私たちも月明かりの中、また4キロ歩いて帰ってきた。
その間も太鼓と歌と踊りと…。
着いたら夜中1時でした。
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七夕

2006-07-07 23:09:49 | モロッコ日記
ふと気が付いた。今日は七夕だ!
きっと日本・平塚では七夕まつりやってるハズ。
懐かしいな。誰かいったかな?

私が住んでいる家は、1人で住むには広すぎるくらいの大きさ。
しかもテラス(屋上)もある。
全部土壁だけど、このテラスがお気に入り。
昼間は暑くて居座れないけど、夕方もしくは夜は空を眺めるにはとてもよい。
空と星と椰子の木を、カエルとロバの合唱を聞きながら眺められる。

ということで、天の川見れるかなーってテラスに上がってみた。
残念だがら月が明るくて見えなかったけど、
前に見たときはきれいな天の川が見えた。
織り姫とひこ星が年に1度だけ…って、みんなの恋愛はどう??
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余裕のある女

2006-07-02 21:44:20 | モロッコ日記
あっという間に7月になって、本当にびっくり!!ブログだってぜんぜん更新できてないのに・・・。というわけで今日は日曜日、1日ネットカフェに居座ってみよう!!
とはいえ、外はいつもの砂嵐!!
最近、朝は快晴できれいな青空なのに、決まって11時ころから砂嵐がやってきて、
ゴーゴーと音を立てて時には夜中まで吹いている。
砂が入らないように窓を閉めれば(閉めても隙間だらけなんだけどね)暑いのさ!!
この砂嵐と活動があまり順調ではないせいで、最近はイライラしてて自分に余裕がないのがわかる・・・つまり人にも優しくできない・・どうしよう。
今日もエルフードへ出る車を道で待っているときに話しかけてきた子供たちに冷たく接してしまったよーーー。
毎日一緒に食事をしている隣の家の家族にも笑顔になれない・・・。
これは結構重症かもと自分で思ったりするも、食欲はあるからきっと大丈夫!!

というわけで、今月の目標「余裕のある女!!」どうでしょう?
女でなくて「余裕のある人」でいいのか??
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ビーツで染色

2006-07-01 22:02:43 | モロッコ日記
土曜日
今日は村の女性たちとの活動の予定はないので、前から気になっていたことをやってみた。
ビーツで染色!!
今、女性たちとやっている染色は科学染料を使ったもの。
でも、セネガルでは染色は一般的で色を定着させる定着剤も簡単に手に入ったのだけれど、ここでは染料はあってもその定着剤が見つからない・・・。
いろいろ捜し歩いたんだけど、なんと「首都まで行かないとないんじゃない・・」ってなことに・・。
現地にあるものでなければ続けるのが難しいのでどうしようかな~。
で、草木染め!!
玉葱の皮でやるのはよく聞くけど、もっと気になる材料が!!
モロッコではビーツをサラダとしてよく食べて村でも栽培している。
あの赤いいろはきっと染まるのではないかと密かに思っていたのでした。

ビーツの実の部分(食べる部分)を細かく切って浸るくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したらさらに5分ほど煮て実を出す。
そこへ用意しておいた布を浸す。
液が冷めたら取り出し、灰と水で作っておいた定着液につければ完成・・・!
んん??でもなんか予想していたより色が薄い。
ということで染め直し!!
なので、まだ完成していません。
きれいにできたら写真でも載せようかね。
でも、あまり手間がかかったら女性たちには受け入れられないかもなぁ。
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