なぽりたん日記

2006:モロッコ
2007:日本
2008:2度目のセネガル
2010:モーリタニア
2013:陸前高田

PNBA②

2012-04-28 23:34:01 | モーリタニア日記

昨夜は風が強くて雨もぽつぽつ降った様子。朝も曇っているけれど、青空と太陽もちらほら。

テントの中でのんびり朝のコーヒー&ミントティー、ひたすらまったりです。本当は更に北上してタファリ岬に行く予定だったんだけど、移動手段がないからね(笑)。

でも、今日はEnの誕生日。サプライズで用意しておいたプレゼントでお祝いして、ゆっくりおしゃべりできました。

せっかくだから泳がなくちゃ!ということで海へ。

ビーチと言うよりも、浜と海。漁に出る帆船(公園内は動力船の使用は禁止)を出す村人もいるので、水着になるのはためらわれ…服のまま…浮く。

水はまだ冷たかったけれど、泳ぐのは久しぶりでとっても気持ち良い。

昼食は昨日の羊肉をスパゲティーといためたもの。シンプルだけど、お肉のダシがでて美味しい。でも、村の生活は本当に野菜を食べることはほとんどなさそう。

午後はミントティーとのみつつしばしのんびり。

村人の車には他にもヌアクショットに向かう村人が何人も乗りこんできたので、こんな状態↑。

村を出て国道まではしばし大自然を眺める。

道は悪いけれど、地平線がどこまでもひろがって、空が広くて…感激。

国道に出たら、村人を降ろしたり、ガソリンを入れたりするために途中の村に寄りながら南下。

途中、運転手さんの知り合いということで乗り込んできた女性はとある村の助産師さん。

ヘンナがとっても素敵でした。

日は暮れてしまったけど、無事にヌアクショット到着!ハプニングもあったけれど、はぁ~自然を満喫。曇りだからと油断していたら、ばっりち(というかかなり)日焼けしちゃってました。

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PNBA①

2012-04-27 23:24:51 | モーリタニア日記

バンダルガン国立公園=Parc National du Banc d'Arguin=PNBA

モーリタニア北部、ヌアクショットとヌアディブの間の沿岸に広がる12,000k㎡の広さを持つ国立公園です。そのほとんどがラムサール条約の登録地になっているの。

園内に8つある漁村を仕事で担当している知人ミスターJが案内してくれるというので、NDBメンバー女子3人で行ってきました。

これまでに日本人と仕事をしたことのあるJなので、「日本人は時間厳守」というイメージがあるらしく、「出発は6時半だよ」と言われていたんだけど、本当に6時半ぴったりに迎えに来た…びっくり。

このイメージを崩さないように気をつけなきゃ(笑)。

100kほど国道を北上したら、海に出て海岸を走る↑。ここまできてもまだ9時(笑)。

でも、潮が引いている時間帯じゃないとこれはできないから、それを見越して6時半に出発だったね…と納得。

海には漁に出る船や、カモメやペリカンがいて、その反対側には砂丘や村が過ぎていって…すばらしい景色。

公園内で一番南に位置するマンガール村(この村だけ夜は電気が通る)を過ぎたら再び内陸に入って、マングローブを海岸線沿いに眺めなら(森谷屋にもあるのね)更に北へ進む。

しか~し、ここで…なんと…

車故障…。

突然エンジン音に変な音が混じったと思ったら、スピードが上がらなくなって止まってしまったんだって。確かに、音が変だった。

1週間前に車の整備をしたばかりなので、J本人が一番驚きとショックを受けてました。まぁ、オイルもラジエーターも問題ないようなので、様子をみることに。

30分ほど経ってエンジンがかかったものの、念のためさっき通ったマンガール村に戻るべく車を走らせてみると…やっぱり止まった…。

「あの丘に登れば携帯の電波があるはず」とJは丘へ。結局ここで救援を待つことに。

でも…ちょうど砂丘も村もな~んにもなところ。

ひたすら歩いてみたり(JとS姉さんがカップルのようで笑える)、

草を眺めたり、

丘の上から車と先の湾を眺めてみたり、湾の手前で昼寝したり、 

ひたすら空を眺めてみたり、

おっきな自然を満喫! 飽きずに4時間弱を過ごしたのだけど、なんとこの間1台の車も1人の人も通らなかった!! やはり複数の車両で移動するというのは必須かも…今回は現地を良く知る人が一緒だったので、全く心配していなかった。

結局、知り合いの車が到着したのは午後14時。引き返すという選択肢もあったんだけど、実は、ミスターJが既にTesoot村にテントと食糧となる羊の用意を頼んであったので、どうしても私たちをそこに案内したい様子。私たちにはどちらが良いのかわからないので、一番現地を知ってい人の判断で、予定していたTessot村まで知り合いの車で送ってもらうことにしました。

村まではこれまでとうって変わって砂道も砂道。何度も止まってはバックして4駆にして進むを繰り返してやっと到着。みんな腹ペコです。

村にテントは用意されていたけれど、なんと私たちが着いた途端、羊が出てきてさばかれてました!予定時間を過ぎても私たちが来ないから、さばくにさばけなかったんだって。

今から準備!?と思ったけど、さすがに慣れていて、あっというまにミシュイ(羊肉のBBQ)が出来上がり、遅い昼食。

テントの中は以外に広くて快適です。食後はもちろんミントティー。そして、車を持っている村人と交渉して、明日のヌアクショットまでの足を確保したので、予定通りこの村に宿泊決定!

とういうことで、日が暮れる前に海辺をお散歩。

曇ってきて夕焼けや星空は見られなかったけど、夜は魚を炭火焼きにして、村のおばちゃんたちの歌をきいたり…シンプルでゆったりの時間でした。

 

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歓送迎会

2012-04-24 23:03:42 | モーリタニア日記

約1年ぶりの火鍋。

この辛さも、ゴマだれの濃厚さも、春菊も湯葉も…久々。

上司の歓送迎会。人の異動があると、職場もきっと色が変わるだろうな。

いろんな意味で期待です。

3月に警察の大掛かりなチェックが入って、どのレストランもアルコールが出せない状態が続いているヌアクショットですが、交渉の結果、もちこみOKということで、ちゃんと乾杯できました。

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NDB②

2012-04-21 23:15:44 | モーリタニア日記

今日も晴天。

昨日食べたスペインのチーズが美味しかったので、まずはスーパーへ。

予想通り、カナリヤ諸島からスペインの品物が入ってきているので、ヌアクショットとは違った品揃え。むしろスーパーの規模は小さくても品揃えは充実。

「こんなのあるよ~あれもあるよ~」とはしゃぎながらお買い物。

欲しいものはいっぱいあったけど、きりがないのでスペイン産のオレオ、コンビーフとチーズを購入。これだけでも、戦利品を獲得した気分…いいなぁヌアディブ。

その後は、ダンディーTオススメのビーチへ。いろいろ散策して発見したという場所は街を外れてこんな↑をぐんぐん進んでいくのですが…(後ろにNDBの街が見える)

途中から湿地帯が現われ、なんとペリカンとフラミンゴに出会いました。

そして、ついた先はまたも碧い海。

 

なぜこんなところに?というくらい隠れ家的なホテルがそこにありました。奥にはこんな桟橋まで!

なんとこの桟橋で思わぬハプニング。おしゃべりに気を取られていたEnの片足が突然板の間にあった穴に落ちた!!!!

見ればところどころに穴かあるんだけど、あまり気をつけていなかったの。

足は擦り傷ですんだものの、ビーチサンダルが海の中へ…

「どこだ?どこだ?」と探したら桟橋の下から出てきたんだけど、タッチの差で取れず波に揺られてプカプカ~

風が岸に向かって吹いていたので、急いで岸に戻り、流れてくれることを祈るもピンポイントでは流れてこない…

でも、「取れないよ~棒か何かが必要だよ」って振り向いたら、Enが水着になって既に海に入ってました(笑)。苦労しつつも少し泳いでいって見事ゲット!いや~笑えました。

注文してから魚を焼くというレストランで、お昼ができるまでしばしのんびり過ごし、美味しいお魚を食べたらもう13時過ぎ。

名残惜しいけれど岐路へ。

ぜひまた行きたい。次回は忘れずに水着とパスポートを持ってね(笑)。

 

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NDB①

2012-04-20 23:52:22 | モーリタニア日記

モーリタニア第二の都市ヌアディブへ!初めてのプライベートの国内旅行!

朝7時に同僚S姉さんと友人Enとヌアクショットを出発。最初は天気が悪くて途中小雨まで降る状態だったから車内はテンション低くスタートしたものの、車窓を流れる広大な(はっきりいえば何もない)景色やラクダ達を眺めていたら徐々に旅行気分。

ヌアディブの手前で列車に会った時には感動。

モーリタニア北部では鉄鉱石が取れるのでそれを運ぶために一部の地域だけ列車が走っているの。砂漠の中を走る列車のポスター&ドキュメンタリーを見たことがあって、一度実物を見たいと思っていたのだけど、まさか、今回、途中で国道と平行に線路が現われて、タイミングよく貨物列車に出会えるとは。

以前は200以上の貨車が連なって「世界一長い」と言われていたらしいんだけど今は第二位になってるんだって。

ちなみにヌアディブは首都ヌアクショットの北約400㎞。建国とともに首都に祭り上げられたヌアクショットと違って、昔から漁業が盛んで賑わっていた街です。それでも、NDBまでの国道がきちんと整備されたのはそんなに昔の話ではなく、それまでは海岸線や砂山を越えなければ行けない場所だったらしいです。

途中、警察や警備隊の検問がいくつもあるのですが、なんとEnが身分を証明するものを何も持っていなくて(そういう私もパスポートのコピーだけ)、トラブルになりそうだったけど、S姉さんの持ち前の交渉力となぜか私のウォロフ語も効果があり、最後は笑顔で解決~(ふぅ)。

5時間弱走って12時過ぎに到着です。街の様子はヌアクショットのようだけど、2階以上ある建物が首都以上に少ないので、もっと広く感じます。

それでも規模的には「小さい街だから…」というみんなの言葉よりは十分に大きかった。スペイン領カナリヤ諸島から直行便が飛んでいるので、スペイン人も多く美味しいレストランが沢山あるらしいのです。

NDBで仕事をするダンディーTと合流してランチ。イタリア人オーナーとスペイン人シェフの経営するイタリアレストランへ。

メニューはかやはり海鮮が充実していて、お店もおしゃれで明るくでカワイイ。こんなに太陽の光がいっぱい入って明るいお店は首都にはありません…。女子3人もうテンション上がりまくり&最初からお腹いっぱいです。

その後は同じくNDBで仕事するJとその奥様Yも合流し、Cap Blancへ。半島のようになっているNDBの一番先っぽの岬です。大きな難破船があるのが有名で、これもどこかで写真で観て今回一番楽しみにしていました。

とにかく海が碧くて綺麗~。時間によっては出会えるはずのアザラシは残念ながら見られなかったけど、この景色だけで感動。

岬自体は崖になっていて、その先に砂浜があるんだけど、下りるにはロープの張ってあるところを降りていかなくちゃいけないの。

座礁船が多いことでも知られているNDB。その中でもコレは大きくて、近くで見ると見上げるほど。なんとこの中を4年も住処にしているというおじちゃんにも出会いましたが、どうやって生活しているのかしら…。

気付けばここで数時間も過ごしてた。あまりに気持ち良くて時間の感覚がなかったわ。最後に崖を上るのは結構ハードでしたが、これもまた良い運動。

街に戻って「雰囲気は怪しいけれど味は抜群」というJ&Yカップルオススメの中華レストランへ。「あやしい」の意味を「妖しい」と思い込み、連れ込み宿的なものを想像していた私たちにとっては普通に綺麗でびっくり(笑)。高校生の時によく行ったカラオケボックスのような雰囲気があり、隣の部屋からはマージャンの音がひっきりなしに聞こえてましたが…ね。

評判どおり全てがアツアツで出てきて、ニラ餃子、海老・烏賊のフリット、麻婆豆腐、魚の餡かけ、全てとっても美味しかった。

なんとダンディーTは2次会をスペインレストラン、3次会を彼のアパートで…と考えてくれていたらしいのですが、あまりにお腹がいっぱいなので、スペインレストランは雰囲気だけのぞいて3次会会場へ。

満腹で睡魔に襲われた私は途中会話から離脱してましたが、スペインチーズをつまみながら(まだ食べるか)、みんなのんべぇです。

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『瑠璃の雫』

2012-04-18 22:20:57 | 

伊岡 瞬さん 2011年 角川文庫

伊岡さんの小説は初めてだけど、同僚に薦められて読んでみたら、読み応え抜群でした。

いや、正直最初は予想より暗くてなかなか入っていけなかったけど、気付いたらハマっていた。です。

他の作品も気になる。

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プロジェクター万歳

2012-04-14 23:34:27 | モーリタニア日記

またまた巻き寿司会。いつものように巻くのはみんなで…お寿司大好きPrは3回目だけあって上手、ちゃんと具も真ん中に収まるようになりました。今回始めてのEnもなんだかんだ言いながら器用だったわ。

アパートのお向かいさんとか「どうしてもお寿司が食べたい」という友人の友人など声をかけたら、総勢9人にもなってしまい、全員が同じテーブルに座れず焦った…でもなんとかなった…ふぅ。

やっぱり我が家には5・6人がベストだな。

今回はEnがプロジェクターを持っているというので「映画会をやろう」ってことから企画した寿司会なので、食べたらみんなで何を見るか相談。

その間に私はキャラメルポップコーン作り。やっぱり映画を観るには必須よね。

前回教わってから一度も作ってないのでドキドキしながら、でも「「キャラメルはサイエンス…」を唱えながら(オマジナイ内?!)おそるおそる鍋を振る。

ちゃんとできた!我ながら完璧!

映画は『Brides Maids』

時々ほろりとさせられる楽しいコメディーでした。主役の女性がとっても可愛かった。

それにしても、Enが持ってきたプロジェクターはね、iphoneサイズ。小さ~い。

白い壁だけは豊富なので、いつもプロジェクターはあればな~って思ってたし、このサイズなら持ち運びもできるし興味津々です。

本気で欲しい。

まずは毎週映画会でもいいなぁ。

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Bonfire

2012-04-13 23:59:14 | モーリタニア日記

みんなの「兄貴」的なLaの誕生日☆お祝いの(?!)bonfire。

火をつけた時にはまだ明るかったけれど、あっという間に日は落ちて…踊る人、BBQの肉を焼く人、食べる人、語る人…みんながそれぞれ自由に過ごす。

最初の頃は、こんなイベントも、初めて会う人と話をするのが面倒くさかったり、英語でもフランス語でもネイティブの人にコンプレックスを感じてしまって疲れてしまうことが多かったけど、最近は楽しめるようになったかな。みんな本当に自由だもんね。

この夏までに離任してしまう人も多いし、私もあと5ヶ月…と思うとちょっと名残惜しい感じになってきた。

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4月の雨

2012-04-08 22:34:10 | モーリタニア日記

昨日からなんとなく雨季みたいな空だなぁと思っていたら…今朝はまさに降りそう。

そしたら降りました。4月なのに。

しとしとと雨が降る様子は久々だから嬉しいのに、なんだかちょっと寂しい気分。

隣でIQさんは「モーリタニアでは雨の降る日はミシュイ(羊の丸焼き)を食べるのに良い日なんだ」と楽しそう。

雨が降ると砂が舞わないし、肌寒さと丸焼きのお肉の温かさが良い感じなんだって。

なるほどね。

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深夜のおしゃべり

2012-04-03 22:24:46 | モーリタニア日記

元同僚のKちゃんが森谷屋に来ています。

ただし仕事なので、連日とっても忙しく、昼食も夕食も仕事関係の人との会食…フリーな時間が全然ありません。

「ん~悪いんだけど、私全然時間がなくて、でも、ホテルまで来てくれたら会えるんだけど」

1年ぶりだもん、会いたいさ話したいさ。

ということで、突如時間が出来たり、彼女の夕食&ミーティングが終わると電話がかかってきます。

連日深夜のおしゃべりです。

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