昨日25日、日本に帰国～。
モーリタニア出発便は朝の7時で、5時に空港に行ったので、最後の夜は結局一睡もしなかったからか…
飛行機に乗ってすぐに爆睡で、経由したカサブランカとドバイの空港でのこともあんまり記憶にない（ちゃんと飛行機乗り換えたけど（笑））。
そのせいか、日本に着いた時にはタイムトンネルをくぐったような感覚。
18時なのに外はもう日が暮れているし、思ったよりも涼しい…いや、寒いくらいでちょっと寂しい気分にさせられちゃいました。
でも、 帰国1日目にして富士山と山々のシルエット＆夕焼けが見れました。日本の空も素敵よ。これはこれで「おかえり～」って言ってくれているんだと思っちゃおう。
モーリタニア最後の1日は日曜日。
一昨日到着した後任さんの出勤第1日目でもあるので、ボランティアで引継ぎのために職場へ行ってきました。
約3週間ぶりなのに既に懐かしい（笑）。でも現地スタッフとも久々におしゃべりできた。
しかし…1日だけでは何もできないもんだわ。まぁ後は本人と同僚に任せることにしましょう…。
そして、最後の夜はテラスで。
特別な料理はないけれど、「テラスにいるから何時でも寄ってね～」て友達に声をかけておいたので、準備のためにテラスに上がってみてビックリ！！
こんな真っ赤なピンクな真っ赤な夕焼けが…
最後にご褒美もらったみたいで嬉しい～
モーリタニア2年間、がんばったって言っていいのかな（笑）？
平日にも関わらず、沢山の人が来てくれて、最後に1人1人おしゃべりしてハグして「また会おうね」って笑顔で言えました。
いろんなことがあったけど、来た事を後悔したこともあったけれど、でも今はモーリタニアに来て良かったって心から思えます。
みんな本当にありがとう。
本日は朝からもっくん宅（モーリタニア人同僚）。
「帰る前にモーリタニアのヘンナをしてあげるから」と前々から今日の予定を予約されてました。
でもね、コレめっちゃ時間かかるの。
もっくん家には10時到着→奥さんやら、そのお友達への挨拶をして…ヘンナを書いてくれる女性が現れたら右手の内側からスタート。
模様が細かくて、書いていくのをじ～っと見ているのも好きなの。これって毎回アドリブというか、その時のインスピレーションなのかなぁ。
その間にラクダレバーのグリルが出てきました。
（モックンが切ってくれてます。ラクダのコブの脂と一緒に食べるの。）
その次にはラクダ肉のグリルと玉ねぎソース。
既に左手に突入している私は、自分で食べられないので（笑）、ちぎって口に入れてもらいます。それでも美味し～。
ヘンナの発色を良くするために、一度乾いたヘンナに砂糖水おうを綿で塗って、さらにトイレットペーパーでグルグル巻きにして、ビニールでカバーをします。
両手両足が終わったときには既に午後4時でした（しかも、出来上がりの写真を撮り忘れちゃった…）が、とっても気に入っちゃった、最後に奥さんからメラファまでプレゼントされちゃった。モックンありがとう。
本当はね、この後は大人しくしているのがいいんだけど、これが最後の週末。どうしても海に行きたくて…そのまま海へ（実は朝から既に水着を着てました（笑））。
昨日の雨で空が澄んでとっても綺麗な空に会えました（満足）。
夜20時頃から降りだした雨、かなり強くなったまま、やむ気配なし。
こんなに長時間降るのは珍しい。
雨季とは言え、ヌアクショットでは8月末に降った以来だから、嬉しいことは嬉しいのだけれど、問題はやっぱりその後よね。
ただでさえ、海面より低いヌアクショット、地面の水はけも恐ろしく悪いので、雨の後はいつも洪水。今回は大変なんじゃないかしら。
しかも、今夜は私の後任さんが到着する日。カサブランカからの便の到着23時半にあわせてお迎えに行く途中も雨はまだまだ降っているし、道はこんな状態↑。
それでも、後任さんは無事に到着しました。
初日からまさかの雨でかなりびっくりしてました（笑）。
同僚S（「S」と書いたり、「S姉さん」と書いたりいろいろだけど同一人物ね）のお誕生日。
別名「マザー・テレサ・Ｎ」と呼ばれるほど誰に対しても優しくて（怒ったところを見たことがない）、年齢を問わず人のお世話が上手で（何かを頼む前に先にやってくれてることが多い）、お酒も強くて（へべれけになったのを見たことがない）、おしゃべり大好き（1つのことを一からジュウまで説明するから話が終わらない（笑））、語学も堪能（英、仏、伊は自由自在、さらにどの言語にも興味あり）なのでとにかく人脈が広い人です。
こんな人初めて会ったよ。そして、沢山お世話になりました（私ももう1人の女子同僚Ｒも）。
でも、本人は「誕生日は特別なことしない」と以前宣言していたので、ただのＢＢＱをやるよ～って伝えておいて、実は会場も内容もサプライズの誕生日会をＲと企画していました。
会場を提供してくれたのはＦ＆Ｋ。お料理もシェフにお願いしてくれることに。
Sの家に居候している私は、彼女をサプライズ会場に連れて行くことが最後の重要な任務。「ＢＢＱの前にちょっと寄るところがあるから」とタクシー運転手に別の場所を伝えた時にＲから連絡が！
実は、私達の到着前に他のメンバーが会場でスタンバイしているはずだったのに、「実は道に迷ってまだ着いてない」と。
「なんで？Ｆ＆Ｋ（本当の誕生会会場）の家なんて何度も行ってるジャン」と言っても仕方なく…いろいろごまかしてスーパーで時間を潰すことに…。
数十分後にやっと「ok.Come」の連絡が来たので、冷や汗かきながら会場へ着いて、「ちょっと荷物とって来るけど、重たいから一緒に来てくれる？」とＮを先に行かせてドアオーップン！
Happy Birthdayの声とクラッカー音（私、このときまだドアの前）。
やった～
スーパーにお寄ったことも、時間つぶしもおかしな行動だから、あれでバレたんではないかと、焦った焦った（汗っ）。
その後は、プレゼントされた風船つきの三角帽を最後までかぶって終始笑顔のＮ、シャンパングラスをなぜか二つも手にしていて、とっても可愛かったわ。
ただ、個人的にちょっとハプニングあり。お誕生日ケーキはＦ＆Ｋが準備してくれていたんだけど、実は私も朝ケーキを焼いたの。
ぴち先生が前にやっていたのを思い出して、スポンジに「Happy Birthday」の字を書いてロールケーキに。中身もいつもつくるマンゴーヨーグルトムース。
到着した時に、冷蔵庫に入れておいてシェフに「これもケーキだから」と伝えておきました。お料理の後、そろそろデザートかな…と思ってキッチンに言ってみると…
シェフが「君のケーキ、切っておいたから」とお皿を指差す…
切った？？？？？！まさか…
輪切りにされたケーキが綺麗に並んでる
…（ショックすぎて言葉にならんかった）…
なんで、切っちゃったの～？？！！！！
「コレは後でやるからそのままにしておいてね」って言ったのに…と説明したところで後の祭り。私のツメが甘かったわ。
でもね、私があまりに落胆して「もういい…」ってキッチンから出たもんだから、シェフがすごく気にしてしまったらしく、なんと切ったケーキを元に戻そうと必死に頑張ってくれたの！
その甲斐あって、なんとか文字は読めるように！シェフ、怒ってしまって本当にごめんなさい＆ありがとう。今後はあなたのその精神と優しさを見習います（ちっちゃなことで投げ出しては駄目よね）。
みんなにこのハプニングを話したら、大爆笑でした。
とにもかくにも、誕生会は大成功でした。
おめでとう
おめでとうおめでとう
昨夜、お別れパーティーの後、RもＮ姉さん宅にお泊りして3人でおしゃべりしながらメッセージビデオ鑑賞。映っている人数を数えたら…なんと80人！その数にまた感動しちゃった。
【朝】隣人Ｐｒを誘ってフレンチトーストの朝ごはんを食べながら「なぽりたんが帰る前に西アフリカ布でお揃いの服を作ろう！」という話に。
「あの…おそろいって言ったって、私あと10日しかないのにいつ着るのさ？」
N&R「あなたの出発前夜にここでまたみんな集まるんだから、その時に来よう！」。「よし、今から５eme（ローカルマーケット）に布を買いに行こう」。
とまぁこんな感じで、まだ酔っ払ってるんではないかとも思える変なテンションのまま本当にマーケットへ。
広い市場の中の布屋街にピンポイントで向かい、数件のお店を覗いた後、3人とも気に入った布を購入！
５emeの景色も見納めなので、いつもは敬遠していたけれど、中の様子をパチリ
。
まだ朝なので、空いている方。これから露店がどんどん増えて混雑していきます。
【夜】また別のソワレ。
ノルウェーから戻った友人が持ってきてくれたスモークサーモンを食べる会＠Ｎ姉さんアパートの屋上。
前日は外出禁止でビーチに来られなかった友達が今夜は参加。
サーモンはもちろんのこと、サーモンを入れて作ったまき寿司、おにぎり、その他のお料理も好評でした。夜のテラスはとっても気持ちよくて、途中から…
あれは何だ？
UFOか？…
みたいなノリになってしまいました（笑）。
連日の大きな予定だったけど、今夜も楽しかった。そして、みんなが帰ると、ちょっと寂しい気分に襲われるわ。こんなことがあと何回できるかな？って考えちゃうからかな。
モーリタニアの生活を楽しめたのはひとえに、ここで出合った同僚とお友達のお陰
。
お世話になった人たちを家に招待したいけれど、既に居候の身…（笑）なので、いつも行くビーチのバーを借りてお別れパーティー開催。
大分前から準備したにも関わらず、自分でも一体何人に声をかけたのか数えなかったし、同僚Ｎ＆Ｒもいろいろ誘ってしまったので、どれだけ集まるかわかない～状態になってしまった（汗）。
しかも、ビーチ自体はオープンだから、プライベートな会にするのはちょっと大変で、関係ない人が勝手に紛れ込んで持ち込んだお酒に手をつけるってコトにもなってしまったけれど、ジャンベとギターの生演奏、その脇では友達のアーティストが絵を描いてくれたり、オリジナルな会になりました。
しかも…サプライズまで。
【サプライズ①】
セネガルに帰ってしまったはずのジャンベの先生が、いきなり現れた！
【サプライズ②】
ヌアクショットの友達からのメッセージビデオ上映！！
実はどちらも同僚Ｎ＆Ｒが私にばれないように準備してくれていたみたいで、特にビデオはセネガルに里帰りしている間に街中を駆け回って作ってくれたようで、全45分の長編！力作！
暖かいメッセージと私が過ごした思いである場所が映っていて、思わずほろりとしてしまいました。
実は、アラブ諸国で起きているデモの影響で治安の観点から外出禁止になってしまう組織もあって、「行きたいけど行けないよ～」って人も多数で、ちょっと残念ではあったけれど、アラブの国にいるんだってことを改めて感じたわ。
私がおもてなしするつもりが、またみんなにサポートしてもらっちゃった。
めっちゃ楽しかった！Ｎ＆Ｒ、本当にありがとう
隊員時代を過ごした村へ里帰りしてきました。
この里帰りのために、任期を終えてもモーリタニアに残っていたようなものなのだ。セネガル北部に位置してダカールからよりヌアクショットからの方が近いので、今回は陸路で。
【6日】朝6時半アパートを出てロッソ行きの乗り合いタクシー乗り場から国境の街ロッソへ。
11時過ぎ、ロッソに到着。
この川が国境、渡船で向こう岸に渡ります。なんと人は無料！！
人と車でかなり込み合っているので、思わず国境だということを忘れて、出国手続きまで忘れるところだった（笑）。アジア人はやはり目立つ（みたい）ので、「ちょっとお姉さん～ん」とどこかから誰かが声をかけてくれました。事務所はさらに込み合っていたけれど、空手好きのおじちゃんが担当だったので、おしゃべりしているうちに出国完了。
雨季で川の水位が増えているので、渡船に乗るまでに水に浸かっちゃいます。こんなに濁ってる…確かセネガル川には住血吸虫いたけど…仕方ない。
セネガル川に着いた途端、警察が外国人と思われる人からパスポートを奪い取り（そんな感じだった）「あっちで待ってて」と。それも不安なので、おじちゃんがその作業を終えるのを待って、一緒に入国審査の事務所に行くと、そこも大混雑、もちろん並ぶことを知らないこの2つの国の人たち。
ここで予想以上に時間がかかり、村から一番近い町（リシャトール）に着いたのが13時半過ぎ。村行きのバスが出てしまっていたので、夕方まで待って、日暮れ前にやっと村へ到着。
村までの道は綺麗になってるし、子供達はぐんぐん成長しているし、嫁に行ったり、出稼ぎに出たりして村に居ない知り合いも多かったけれど、家族は相変わらずで嬉しい。
菜園での水遣りを手伝ったり…
というか、ついて行っただけ（笑）…
庭でごろ寝したり…
朝の散歩をしたり…と、のんびり過ごした5日間。
「あなた、ウォロフ語が下手になったわね」
と言われてショックだったけど（笑）。
この村は私にとってアフリカとの出会いの場所。この村だったからこうやってまたアフリカに関わっていると思えるので、原点みたいなところ。
今行けてよかった。
キッチンで飲みながらおしゃべりしながら…でも、結構本気のお料理会。
女子3人では技術に限度があるので、今回はプロにもちょこっとお手伝い（助言ね）もらいながら、魚の3枚卸から…スープの取り方から…平日なのにがんばりました（汗っ）。
・カラスミとチーズの生春巻き
・〆アジとなますの巻物
・豆腐田楽
・鶏レバーの煮付け
・砂肝のオイル漬け
・鴨と白玉の汁物
・鯛めし
デザートは作っておいた抹茶アイスとほうじちゃプリン、デザートにたどり着いたのは零時を過ぎてました（笑）。
日本料理というより、和風でお酒に合う食べ物という感じだけど、一から作るとどれもすごく手間がかかるのね。でも、やっぱり彩りは綺麗だし、この手間も楽しめるようになりたいな。海外の人にも喜んでもらえるから、やっぱり和食を習ってみたい。
無事になのか、おそらくなのか不明ですが木曜日（30日）で任期を終了（31日が金曜日で週末なので）。
そして、2年住んだアパートからも引越しです。
今日からは同僚Ｓ姉さんの家に居候…。
荷物はちょこちょこまとめて運び出してはいたんだけど、やっぱりいろいろあるのよね。で、さぁ今日1日でどか～んと動くぞ！と思っていたら早朝からの大雨。
なんだかテンション下がるわ…というか、寂しい気分にさせられちゃう。
でもまぁ車2往復で終わったなんてすごいかも。
無事引越し完了（荷物の仕分けはこれからこれから…あ～恐ろしい）。
あっちぃ。
