日本人とタッチー文化

昨夜休暇から戻った友人A。
翌日の夕飯にみんなを家に招待しちゃうのはすごい！もちろん手料理でおもてなし。「さすがだねぇ…」と言いながらいつものメンバー集合。
みんなお酒も大勢でたべるご飯もスキなんです。

今夜は友人がパリからの飛行機で知り合ったというアメリカの女性も一緒。
彼女がタッチー（touch）な文化が好きという話から「日本文化はタッチーか？？？」談義。

「違うよねぇ」というのはみんな一致。
今ではハグも普通だろうけれど、仕事上なら会っても握手だけでスキンシップはやはり良しとはされないよな。

しかも夫婦やカップル間で常に「I Love You」を言い合うか？と聞かれ、国際結婚をしている一人を除いて答えはNO。この言葉はさらっといえるほど軽くないし「好き」という日本にははまらないし。で、初めて「I Love you」を日本語にしたのは二葉亭四迷で、その訳は「あなたのためなら死ねます」であって、「愛しています」ではなかったという話まで飛び出した…ふむふむ面白い。

ふと思ったのが、彼女が少し遅れてきてから会話はずっと英語。しかも8人全員で同じ話をする。こういうのって日本人ならではかも。逆の立場だったら、きっと途中途中ほおっておかれて、また会話に参加…となるのではなかろうか？

彼女が「私に気を使わずにみんなは日本語で話ししてね」と言ったものの、そうはならないしこれって思いやり？

そんな大げさなものじゃないとしても、「思いやり」って世界に誇れる日本人の気質だと思うな。

お酒の場での話をあとから文字にするなんて、ちょっと可笑しいけれど今夜はなんだか楽しかったので。

祝日

今日は「昇天祭」でお休み。
でも木曜日なのでボンヌちゃん（お手伝いさん）が来る日。鍵を渡していないのでドアをあける必要があるから、朝寝ガマンして普段どおりに起きて待っていれど…来ない。そう言えば、彼女はカザマンス地方出身のジョラ族、ジョラにはクリスチャンが多くて多分彼女もそう。クリスチャンの祝日だし、来られないのかなと思っていると電話あり。「言い忘れていたけれど、今日は私たちの祝日だから行けない」とな。言い方に少しイラっとしたけれど（笑）、実は私も今日は誰にも邪魔されずのんびりしたかったので、あっさりOK。

いつから家にボンヌちゃんがいるかというと、この4月から。
今までは必要も感じなかったし、誰かを個人的に雇う経験なんてなかったし、特にセネガル人だと現地語を話すのが楽しくて友達みたいになってちゃんとコントロールできる自信もなかった。

でも同僚の帰国時に彼女が雇っていた人を引き継いで欲しいと言われたのがきっかけ。週に2日来てもらって、家の掃除をしてもらうこと。洗い物もあればやってくれる。でも寝室には入らないでもらってる、全部オープンにするのは苦手。週末があってもなかなか隅々までは出来ないからすごくありがたいし贅沢だし、いつもは平日だから顔をを合わせる時間はそんなにないのだけれど、自分が家にいる日だと自分の家なのにそわそわしちゃう。

ちゃんと信用できる人だからと自分で決めたんだけど、なにかあったときにちゃんと彼女にちゃんと怒れるか自分が不安なのです実は（笑）。

カビルンルン

先週末に中華食材店で生もやしを買っていたのでスープを作ろう♪と意気込んだけれど「ご飯食べにいこう」の電話にほいほいつられて、スープは完成したけれどコンロに放置したのが昨日の話。

今日1日常温にあったのがいけなかったのか、夜食べようと思ったら白いカビ生えてました！！目を疑ったけれど、間違いなくそうだった、食べられそうになかった。これにはショック。

暑くなって来たことを喜んでいたんだけど、食べ物気をつけなくちゃ。

雰囲気

今日は仕事でギニアビサウの人たちと会う機会がありました。

同じ西アフリカ、でも公用語はポルトガル語の国。
これからも仕事上関わりが必要な人たちなのでけれど、かなり地位の高い人だからすごく緊張してたの。

それが、いわゆる上の立場の人の威圧感というかとげとげしさというものがまったくなく、セネガル人とも違うその雰囲気に逆にびっくりした。

ある人に言わせると、まさにそれがギニアビサウ人だとか。悪く言えば素朴、でもとても義理堅くて口約束でもちゃんと実行する人たちなんだとか。

西アフリカといえど国は沢山あって、きっとそれぞれに違いあることは当たり前だけど、やっぱり現地を見てみたいなぁ。

仕事でギニアビサウ、ガンビア、カーボ・ヴェルデには関わるからそのうち出張に行けるよなぁ。

しめ鯖

土曜日に釣った鯖。小さい子達は煮付けに、一番大きい子はしめ鯖になりました！
アフリカでしめ鯖食べられるなんて贅沢。

海があって魚が食べれるところにいるのは嬉しいことです。
前に大喧嘩した友人、水産の専門家なので魚料理には詳しい。前回彼の家で食べたのが美味しかったので「作り方教えて～」って頼んだら快諾してくれた。

しめ鯖って1日じゃできないのね。
3枚におろした身に満遍なく塩を振って2時間放置。
お酢で洗ってから、お酢（砂糖・塩も入る）に漬けて1日から2日。
こっちで売っているビネガーだとちょっときついかなと思っていたら、友人が「ミツカン酢」を持っていたので遠慮なく拝借。

塩をまぶしたまま放置した時間が長かったので、今回は少ししょっぱくなってしまいましたが、作り方は難しくなかった。
新鮮なのが手に入ったらまたやってみる。そして大根おろしと一緒に食べたいのだ。

鯖びやん

朝から釣りでしたよ～メンバー違えど2週連続。
先週とは変わって風も強くて波も高い、酔い止め飲んでいなかったらやばかったかもしれないくらい揺れに揺れた。ゴレ島が波で時々見えなくなるくらいなんだもん。そして今日は竿を使わずに手釣り！

アジを期待したけど、最初はまったくだめで数回場所を変えた結果、鯖の大群？？と遭遇。釣っても釣っても小さな鯖たち。かなり海面に近いところを泳いでいるので、針を落とすとすぐに食いついてくるのが見える！

手釣りは初めてだけど、「かかった！」っていう手に伝わる感覚が竿よりも強くて面白い。大きいのも一匹釣ったし。
でも前回を踏まえて、食べきれない分は釣った時点で海に返すことしてみた。

海に出る前は「よし、一番大きいのを釣った人が全員から1000FCFA（セネガル通貨：約200円）もらえることにしよう」っとなったのに、あがってきたらコメントなし。ちょっと～上司の上司～！！言いだしっぺなのに自分が大きいの釣れなかったから忘れたふりですかぁ？？？

おそらく私一番大きいの釣ったんですけど…でも言えません。

しかも夜乗ったタクシーにお気に入りショールを忘れてしまったみたい。降りてからなくなっていることに気づいても、どこまで持っていてタクシーの中でどこに置いていたのかも覚えてない。しらふだったのになぜでしょう？
ショールは首に巻きましょう！

ああショック。鯖ぱ。

ぎょぎょぎょ

昨日の午後、ふと自分の手を見て「ぎょぎょぎょ」驚いた。

なんじゃコレ？吹き出物？じんましん？はたまた…シミ？なるものが手の甲に！
甲の側のちょうど親指の第一間接から手首くらいまで。黒っぽい小さなぶつぶつの集団現る！見た目…かなり汚い。

すぐ考えたのは、やっぱりシミ。
土曜日に釣りに行ったとき、手には何も塗らなかったから、今までつもりに積もった紫外線がこうなったの？でも釣りから数日経ってるしなぜ今？
で、もしかして体の内部から出てるのも？（去年帯状疱疹になった時、最初は虫刺さされだと疑わなかったけど内部からでてから）。

凹凸、痒み痛みはまったくないから昨日は周囲に「なんか変なの出ちゃった～」と騒いで終わったものの、気になったから今日医務官に相談。

「これね～シミだよ多分」だそうです。
日差し、紫外線甘くみてはいけません。目下の心配は、いつか消えるんだろうかコレ。顔じゃなくてよかったと思うことにしよう。

カイギ

日本はGW真っ最中だな～なんて思いつつ…もちろんこちらにはありません。1日（金）がこちらの祝日だったから週末は3連休ではあったんだけどね。

今日は数日前から緊張しちゃう＆今朝も早くに目が覚めちゃう会議あり。いろんな国の人が集まることと、前回は同僚と二人だったのが一人での出席だたことが緊張の原因かな。

発言できなかったわけではないし情報交換の場としては有効だったけど、午後職場に戻って報告書書いていたら、文章に出来るほどちゃんとわかっていなかった部分が多くてまだまだだなって思わされた。

悔しいけどがんばろうという原動力に…なる。

ゴムボートで海へ

友人の友人（知り合いではある）がゴムボートを持っています。それもかなり大きい（5人は乗れる）。それでよく釣りにいくとは聞いていたんだけど、お誘いを受けました！

半年前連れて行ってもらった釣りは木船で現地の猟師さんが一緒にのって場所を決めてくれるんだけど、今回はそれがないというので少し心配だったの。でもゴムボートとはいえ、ちゃんと後付のエンジンもついてるし長さはないけれど幅があって安定してる。魚群探知機まで持ってました！

とにかく今日は天気もよく海が穏やか。
釣り糸の先をぼーっと眺めているだけでも十分な気分。釣りって人を無口にさせるのね。隣でおしゃべりな人もいたけど（笑）。
結果は、餌をつけないのに入れ食い状態。なかでも「たかべ」の仲間という魚が沢山つれた。だんだん楽しくなってどれほど釣れたのかわからなくなっちゃうのが危険だね。漁場荒らし…。食べきれないので近所の人にまで配る。

アジも釣れたので一度解散した後でなめろう大会に。
女子チームは我が家で魚を処理してたかべの仲間をフライにして集合。うろことったり内臓とったり手間はかかるけど、こういう作業結構スキ。揚げたてでは気付かなかったけど、身に苦味がある。

実は現地の猟師さんは釣っても海に返す魚なんだって。
アジはもちろん美味でした。白いご飯に合うね。