『砂漠』

出発前に道中の空いた時間に…と思って買った本。

本屋に入ってみると読みたいものが沢山あったのだけれど、
・かさばらない位の厚さ
・ミステリー
の条件が必須。

伊坂幸太郎さんは好きな作家の一人で、新作というのでこれを選んでみました。

そのときはなんとも思わなかったんだけど、『砂漠』というタイトルは今回にぴったり（笑）

ドバイ・カサブランカとヌアクショットにてあっという間に読破。

決して砂漠が舞台ではないのだけれど、主人公とその周りの登場人物のキャラクターが素敵です。

ミステリー性は強くないけれど読み終わってスッキリ感あり。


セネガル時代は職場に図書室があり、周囲にミステリー小説好きの人がいたので、いつも貸してもらって結構の本を読んだのだけれど（特に東野圭吾さん）、まったくブログには書かなかった。

これからは記録のために残してみようっと。

＠発見

本日は砂曇り。

方角を変えて撮ってみると…気付く。
意外と車の多い街！

そのうちの半分はタクシーじゃなかろうと思うほど走ってる。
ただ、こちらはタクシーが色分けされていないので、見分け方は…
タクシーの方からクラクション鳴らしてくる（笑）のが合図。

交通マナーはすごいもので恐ろしいですが、市内はほとんど200ウギヤ（約70円）で行けてしまうのは嬉しい。
交渉の必要がないし、楽チンです。

さて今日はちょっとした発見あり。
キーボードをフランス語打ちにするとアルファベットの位置が日本語の時と変わってしまうのだけれど、それでいつも打てなくなるのがアットマーク＠。

いろいろ試してみても見つからず、いつもその時だけ日本語に変換して打ったり、どこかの国のネットカフェでは隣の人に「あの～」と聞いて入力してもらったりしてた。

それが…本日発見！
わ～い☆わ～い（って実は他力ですが…）
3つも押さなきゃいけなかったんだよこれが。
「Ctrlキー」＋「Altキー」＋「 0」＝＠でした。

これから役立つぞ～（＾＠＾）

スポーツジム視察

同僚が「今日の仕事の後、テニス出来るジムに行くよ」というので便乗。
（テニスをやるのだと勘違いして、朝あわただしい中でテニスシューズと着替えを用意していったら…下見だった）

案内してくれたのはＢＢさん。
過去に日本の企業の人たちと仕事していた彼は、こうやって案内するのが常だったらしく、いろんな情報を持っています。

オーナーはとてもアツイ人でかなりかな～り熱心な説明。
（いかにここが清潔に保たれていて社交な場所かを熱弁）
お陰でシステムとか、料金体系とかはよくわかった。

ジムというより会員制スポーツクラブ（あれ？ジムと同じ意味かな？）
テニスコート3面、プール（ちっこい）、バレボールコート、バスケットコート、ジム＆フィットネス室（ちゃんと鏡付き）、会議室、カフェ、レストラン（外国人はお酒飲める）、ビリヤード場があり、とても綺麗に整備されてました。

テニスコートなんてセネガルの海に傾いたぼろっぼろのところでやっていたので、「すごいね～」と驚いちゃった。
モーリタニアではテニスは出来ないと思い込んでいたから…ラケット持ってくればよかったな。

1年間の会員費とジムの年間費を納めて、後は何をやるかによって料金は変わるけれどコレだけでもプールもコートが空いていればテニスは出来るんだって。

安くはないけれど、それでも1年で3万円未満…（あれ？安いか？）

残念ながらオリエンタルダンスのクラスはなかったけれど、毎日18時15分から女性対象にやっているフィットネスクラスがあって、曜日によってステップ運動だったり、ストレッチだったり、アクアジムだったり…一人でも参加があれば休講にならないって！

仕事の後にそのまま来れる距離だし、タクシーの通りも問題ないし、テニスも先生をつけることもできるし…と既に3人とも興味津々。
特にＢＢさん家族会員になることに意欲満々。

とにかく運動不足になるのだけは嫌だから入会を考えてみようっと！

やはりイスラムというお国柄、女性と男性が一緒にジムやフィットネスというわけには行かないようで、外国人はともかくジムに女性が入ってくると男性はリスペクトして出て行ってくれるらしい…面白い。

○○通り

いつものように8階からの眺めを堪能していると…

「今日は空が青くないね」と上司が。

更に…

「実は青い方が珍しいし、ココには3つの天気しかない」と言う。

「砂晴れ☆砂曇☆砂雨」
「これは私が最初に付けた言い方だと思っていたんだけど、実は既にこう書いている人がいだんたよ～」としみじみ。

3つのうち2つはすごくしっくりくるのだけれど、砂雨って…ちょっとわかりにくいねぇ　見たいもんだわ。

この上司、ヌアクショットの通りに自分で「青山通り」とか「下北通り」とか名付けて「あ～その店は青山通りそ先を…」とか言っている（笑）。

前の職場の時から知っている人であり、私をモーリタニアに誘ってくれた人でもあるんだけど…とっても不思議です。

市場へ

念願の市場へ現地スタッフＢＢさんが連れて行ってくれました。
最初に一人で行くのはちょっと不安だったから。

ＢＢさんは休日は自分も市場で買い物をするそうで「一緒に行きたい」というと快諾してくれました。

朝8時にアパートまで待ち合わせ（祝日なのに早っ！！）
ＢＢさんの車で市場へ。

確かにごみごみしていますが、ここはヌアクショット中心部にいくつかある市場の中でも一番大きなところで、ココで買ったものが結局他の市場で売られることになるらしい。

人ごみは手ぶらが一番！！
ということで、カメラを持っていかなかったのが残念ですが、
賑わってました。

結局、ウォロフ語が通用するのでＢＢさんも交渉を手伝ってくれたのは最初だけ（笑）
それでも、相場というか、ここのやり方というか（交渉は数回までで諦める）が分かったぞ。

野菜だけでなく、肉・魚・果物売り場もあって数週間分の野菜とアジをゲット（上写真）。
6匹で400ウギヤ（約150円）。
魚は海沿いにある魚市場でもっと安く手に入るらしいので、次回はそこに挑戦したい！

しかし…野菜・果物は種類もまぁまぁ豊富にあるものの、今は全て輸入品。多くがセネガルやモロッコから陸路で入ってきているそう。モーリタニア産が出回る時期もあるみたいだけど少量。

人口の4分の1が首都に集まっているのはひとえに仕事を求めて人が流入しているから、ということなので、やはり土地はあっても砂砂砂。農業は難しいのが現状かも。

そして、午後は鯵を裁く。
今回日本から包丁を持ってくるのを忘れてしまったのだけれど、備え付けの果物ナイフのようなもので何とかできた。

夕飯は…3枚におろして骨に残った身のつみれ、頭と骨で取ったダシでつみれ汁になりました～。



今日買ったオクラもいっぱい入れて！！

優しい味で温まります。

勢ぞろい

冷蔵庫の扉にペタリ

サイだけじゃないよ、念願のキリンも！
そしてガイコツ君たちも

ちぱが日本でゲットしておいてくれたの。
それを「持って行きな～」どど～んとくれたのです、太っ腹。

夜中に電気をつけずに台所に行くと「おっ！」と思いますが、かなり可愛いです
サイと冷蔵庫の色がかぶってることだけが残念。

森谷屋事情

今日も、今日の空です。
雨季なので（まだ一応）空と雲のコントラストが綺麗。

毎日青空が見えるわけではなく、砂が待って一面白っぽい時もあるけどね。

この国については私もまだまだ勉強不足だけど、タコ以外にもモーリタニア情報を！と思い、少し調べてみました。

【人口】約300万人。うち80万人が首都ヌアクショット
【民族】ベルベル人とアラブ人の混血と言われるモール人が大半、ほかにウォロフ、プル、トゥクロールとかいわゆる黒人とか混在。…ふむふむ、どうりでウォロフ語（セネガルの現地語）通じるわけだね。
【言語】憲法上の公用語はアラビア語…でもこれはハッサニアと呼ばれるモーリタニア方言のアラビア語。フランス語は実務言語として広く使われている。
【通貨】モーリタニア・ウギヤ（UM）…この国でしか使えません。ユーロとの変動レートで今はだいたい1ユーロ＝362ウギヤ
【特産品】カラスミ…12月～4月がシーズン。他には布くらいかな。
【国外への交通】空路で直接繋がるのは、パリ（フランス）・ラスパルマス（カナリヤ諸島）・カサブランカ（モロッコ）・アルジェ（アルジェリア）・チュニス（チュニジア）・ダカール（セネガル）・バマコ（マリ）・アビジャン（コートジボアール）

今のところ、生活に必要なものは揃うという印象。
日本やセネガルに比べればチョイスは少ないかもしれいけれど…。

これから不満も出てきてしまうかもしれないけれど、良い部分もいっぱい発見したいな。

やったぁ

「敬老の日」採用で祝日。
ということで朝からPCの前に。

アパートには固定電話は引けないので、専用のLANのパスワードも教えてもらっていたのだけど、この1週間全くネットに繋がらない（＞＜）。

そもそも、モーリタニアのインターネット事情が「良好」ではないのだけれど、同僚が「昨日繋がったよ」といっているのに我が家は駄目…なぜ？という状況でした。

やっぱりじっくりメールも書きたいし、ブログだってアップしたいけど、気長に待つしかないのかな～と半ば諦め。それが昨夜ふと一度接続を切断して改めてパスワード入れて接続してみたら…やったぁ
繋がりました～おめでとう。

不安定ではあって、突然切れたり、メールを送信しようとすると駄目だったりするけれど、まずは一安心。

そして今日は調子よく繋がっていたので、一気にブログ更新です。

野菜

一週目は外食が続いたので本日は野菜スープ。

1週間で「ここでは意識しないと野菜は食べないことになってしまう」と感じたこともあってね。

これまでにスーパーで見つけた野菜は、
トマト、玉ねぎ、人参、大根、ナス、オクラ、ビーツ、ジャガイモ、キャベツ…と結構あるけれどいつでも同じ種類があるわけでもないようで、買い溜め必須かも。

市場に行けばもっと安く種類も多く手に入るらしいのですが、かなりの人かつぼられる可能性大なので、今度現地スタッフに連れて行ってもらおう！

家のこと

仕事も大切だけど、生活環境も落ち着かせないと何事も始まらない！！

到着初日から同僚たちもほとんど住んでいるアパートメントホテルに泊まっているんだけど、考えた結果、ここに住み続けることにしました。
（着いて3日で決めるなんて…早い？どうなの？）

正直なところ、階は異なるとはいえ職場の人と生活でも近いところにいるのは避けたい…と思っていたんだけど、実際にはまず一人で安全に住める物件というのが本当に少ない。

それを個人で探していくには時間もかかるし、思ったほどプライベートまでべったりしている人間関係ではない→ポイント①

ポイント②
なにより、アパートメントホテルだけあって最小限の家具、台所用品、食器がついていて家賃は水道・電気代込み。しかも掃除も毎日入ってくれる！！！

ポイント③
ちゃんと個人のアパートとしての内容で契約もできる上に、何か修理にはすぐに（？！）対応してくれる（らしい）。

ということでいろいろ考えたらメリットの方が多かったのです→契約完了。

間取りはそのうち公開。
広いは広いです…贅沢。

そして今夜は中華レストランにて「火鍋」です


セネガルから来ていた出張者の送別と私の歓迎の会とな。ありがとうございます。
「火鍋」なんて日本でも食べたことないよ～。

しかも、きくらげ、お豆腐、青梗菜、昆布、湯葉、海老、イカ等々の具が豪華でした。市場でも買えないものが食べられるなんて…辛みは予想以上だったけど、とっても美味しかった。大勢で来ないとこの鍋は食べられないらしいけれど、ぜひまた来たい！

レストラン事情、以外といいかもしれません。