北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

6月の怪談

2007-06-02 13:32:56 | Weblog
今、メンバーの野々目さんが公演中。彼女のブログによると昨日の公演でトラブル発生だとか何とか。まあ劇場では何が起こるか分かりません。殆どの劇場には神棚が祀ってあるしね。劇場には何かあるんですよ。
俺自身大きなトラブルに見舞われた事は数えるほどしかないが、6月という事で、昔6月に公演をやった舞台での体験を書いておこうか・・・
4年ほど前の6月。客演先の公演での出来事。結構デカイ劇場(結構有名な劇場です)での公演。その時に、一高さん(その時演出)と水端君(その時演出助手)と出会ったのだが、それはいいとして、その公演の何日目かはもう忘れてしまったのだが、芝居の冒頭シーンでの事。冒頭シーンでは役者が全員舞台上にあがり、芝居をする。ということは舞台袖には舞台監督とわずかなスタッフしかいない事になる。
その冒頭シーンが終わるとそれぞれ上手下手に走って袖にハケル段取りで、俺は下手側に1番最初にハケて行く事になっていた。その日も同じ段取りで、袖に走って退場したのだが、袖に入った瞬間何かにぶつかった。アレ?と思ったが、後ろから続々役者が走ってくるのでそこで立ち止まる訳にはいかない。とりあえず袖の奥まで走りきり、階段を上り楽屋まで一先ず移動。誰かに話をしたかったのだが芝居中なので次の出番の準備を先にすませ、今度は上手袖に移動。何やかやで芝居に集中していた為、その回の上演が終わるまではその話ができなかった。
公演が終わった後、まずは舞台監督にどこにいたか聞いた。上手にいたと。じゃあスタッフは?・・・下手にはいない。つまり、冒頭シーンでは下手には誰もいない事になる。道具か何かか?走って退場するくらいのシーンに袖の出入り口に道具なんぞは置かない。俺の勘違いか?・・・しかし、後日他の役者に聞いた所俺のすぐ後ろを走っていた何人かはやはり何かにぶつかったそうだ。皆は当然前を走る誰かと思ったようだが、後にも先にもぶつかったのはその1回きりだという。俺もぶつかったのはその1回きり。まあ役者同士でぶつかったら楽屋とかで話しになるし、明らかに違う感覚なのだ。
ナンダッタノダロウカ?
その公演中、俺自身初めてコンタクトを落とすと言うアクシデントにも見舞われた。その時の役者は19人だったと思うが、もう公演終了まで気が気でなかった。公演終了後急いで探して、幸運にも誰にも踏まれずにちょっと乾燥してた状態で発見。事なきを得た。
俺はあまり霊感は強くないので、結構貴重な体験になった。
コメント
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