北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

公演七不思議の3

2006-09-27 14:47:29 | Weblog
まあ七不思議なんて仰々しい事言ってますが、まぁ面白かったとか、不思議とか珍しい出来事でも書くかと。その3。
トミヤマ製菓社長が誘拐され、総会屋が懐中電灯片手に社長を怪しい小屋に連れて来て、何やらのっぴきならない話しを始める。外には刑事が見張りをしている…そんなシーンが今回の芝居にあったんですが、見に来た皆さん覚えてらっしゃいますでしょうか?照明を殆ど使わないシーンだったので、暗くて見づらくて記憶にないかも知れませんね。思い出して下さい。
その時、社長は手錠をかけられていたんです。で、舞台上で外されるんですが、公演二日目あたりでその手錠の鍵が失くなったんです。しかも舞台上で。
今回の舞台は見に来られた方はお分かりでしょうが、掘ごたつのように舞台が凹んでいます。その凹んだ舞台で鍵が失くなったんです。翌日紛失した事が発覚し、そういえばその日、舞台上に謎の金属片を見たという証言が多数寄せられ、恐らくそれが鍵だったのだろうと思われました。俺もその金属片を見ていました。しかし、いくら探しても見つからなかったのです。不思議ですね。フラットな床ならば誰かが蹴って客席の下まで飛んでいく事もあるやも知れない。でも、凹んだ舞台で、つまるところ四角い箱の中に入ったモノが見つからない。確かに芝居ですから役者が出入りしたし、蹴る事もあったかも知れない。要は金属片があの凹みの中で動き回る事は考えられても、外に出るとは考えにくい…じゃあ鍵は何処に?
で、念のため全員の靴の裏、衣装、客席回り、楽屋、ロビー、ごみ箱とあらゆる所を探したけど見つからなかった。
不思議です。ミステリーです。で、鍵が失くなったので手錠は使えなくなり、これもすぐに調達出来なかったので、急遽延長コードがその代用品として使われました。
その後公演が終わり、セットをばらして大掃除した後でも鍵は出てきませんでした。劇場から鍵が忽然と消えてしまったのです。
不思議ですね。ミステリーですね。
やっとタイトルらしい内容になりました。
コメント
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