北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

おつり

2006-02-02 12:24:30 | Weblog
コンビニでレジの順番待ちをしていた時の事。俺の前にいた男がコピーをする為に両替を頼んでいた。千円札を出し、コピーしたいので…と店員に告げる。店員は500円玉2枚を手渡した。男は何故か驚いたようで、500円で大丈夫かと聞いている。(確かに、500円が使えないコピー機もあるにはあるが…)店員は500円は使えるので大丈夫と言っている。まぁ店員が言っているのだ、間違いあるまい。しかし男は諦めない。(オイナニオヤッテイルンダハヤクドキナサイ)釣りは出るのか?と切り出した。出るに決まってますとも。考えりゃ分かるよね。
釣りの出ないコピー機、釣りの出ない切符券売機、釣りの出ない食券販売機、釣りの出ない自動販売機…必要な金額をちょうど投入しないと買えない販売機しかない世の中。銀行は両替を待つ人で長蛇の列。コンビニや大衆食堂の窓には「両替始めました」の文字が踊る。路上では露店が軒並み両替店にくら替え、割高の手数料を取るようになる。〇ク〇の新しい収入源となり、事態を重く見た政府は両替許可に関する法律を制定、闇両替屋摘発に乗り出す。造幣局ではジャリ銭の生産が間に合わず、経済が一時混乱…
そんなのあるわきゃない。
店員が俺を呼んでいる。お、そう言えば制服変わったな。制服変わったんですか?尋ねてみる。ええ、そうみたいです。ミタイ…?明らかに変わっとるやんけ!なんでそこが曖昧になるかなぁ。
店を出る。夜風が冷たい。ふぅ、なんだかなぁ。
コメント
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