びっくり、びっくり、驚いた

2015-05-16 12:10:00 | Weblog
子供のころの我が家は先祖代々の畑だった土地を父が譲り受けて家を建てたので、まわりはほぼ畑や田んぼ。小学校に入るまで同じ年頃の子供たちとほとんど遊んだことがなかったような、ほんとに別転地の子だった当方、やっと高校に入って、周りの女の子たちに全然ついていけなかったものだった。全然知らないことばかり。向こうもこちらが理解できなかったらしい。

そんな子が女子高での合宿に行ったとき、初めて聴いた歌が同級生のおませな女の子が歌っていた北島三郎さんのデビュー曲、みんなが聞いていたからこちらも歌詞とメロディーもほとんど覚えこんでしまった。でもその後、その歌を全然聞いたことがなかったのが今日、ニュースでその歌が長い間、卑猥だとされて放送禁止になっていたのがやっと今頃解禁になったのを知って、本当に驚いた。道理で全然きかなかったわけだ。でもそういう時代だったのだなあと思った。あれが卑猥だったら、胸騒ぎの腰つきなどという歌詞のほうがよっぽど卑猥じゃないか、サザンが何も問題視されない時代にずっと放送禁止だったとは、なんと言う時代錯誤。

しかし、おかげで思い出した。そうなのだ、四谷の教会に行くようになってから長い間ずっと、誤解ばかりつづいてきているのは、畑の中の一軒家育ちの当方の価値観や考え方と都会の真ん中の教会に集まる人たちの感覚が違いすぎたということか!

これは理解しあえないのも当たり前だったのかも。何もあちらにあわせることはないじゃないか。こちらはこちらだ。