本日の大ショック!!
帰宅してパソコンを開いたところがyahooのニュースに豊橋の子象のマーラが去年転んで足を痛めていたのが、詳しく調べたところ両足骨折とわかったという記事が出てきてびっくり仰天だ。
中山競馬場の近くで生まれ育ったので馬の骨折事故の話はたびたび読んだり聞いたりしていたのだが、馬はあの大きさと体重の重さで骨折すればたいてい殺処分にするしかないのだ。マーラ(花冠という意味だ)はまだ1歳ちょっとの赤ちゃんとはいえ、成長すればトン単位の体重の巨体になる象なのだ。リハビリといってもどこまで可能なのかはまったくわからない。
上野動物園から母象のアーシャーが豊橋にお嫁に行き、首尾よく赤ちゃんができて、象の赤ちゃんだから妊娠期間も長いし、無事に生まれるまで本当に心配し、やっと生まれたら今度は高齢初産のアーシャーには自分の赤ちゃんの扱い方がわからず、おっぱいも飲ませようとしなかったから、マーラは人間の手で人工育児をするしかなかったのだ。
マーラという名前が梵語の男性器と同じだと笑いものにされたり、生まれたときからお前はずいぶんかわいそうな思いばかりしてきたねえ。マーラというのは女の子のお前にかわいい名前をと考えて花の冠という意味でつけられたのに、それを笑うやつは馬鹿やろうだと思うぞ。
しかし、マーラ、両足骨折とはね、係員の人たちもどんなに大変か想像に難くないなあ。でも、これまでのお前の動画が去年の秋以降止まっていたのはそのためだったのか、こんなに長い間どうして骨折に気づかなかったのだろう。残念だ。釧路市動物園のアムールトラのココアだって生まれつきの障害で普通のトラのようにたくさん食べさせては体重が増えすぎて、自分の体重で動けなくなってしまうから、いつも係員さんはそのへんで気をくばっているのだ。
育ち盛りのお前はまだミルクを飲んでいたはずだね。大きくなれば体重が増える。足を支えられなくなる。人工的なミルクだけではカルシウムも不足だったのかもしれないし、量も足りなかったのかもしれないって出ていたけど、こうなってしまったら、この先どうすることができるのだろうねえ。可哀想だとは思うけれど何もしてあげられないのが情けない。