goo blog サービス終了のお知らせ 

peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

金ケ崎町西根諏訪小路のカキ(柿) 2017年11月18日(土)

2017年11月26日 | 植物図鑑

2017年11月18日(土)、胆沢郡金ケ崎町の「城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」を散策しま

した。「白糸まちなみ交流館」から諏訪小路の「金ケ崎神社」の方に歩いて行くと、「金ケ神社」の鳥

から真っ直ぐの道路沿いにある武家屋敷だったと思われる民家の庭に植栽されているカキノキ(柿の

木)が、柿色に熟した実をびっしりと付けていました。

 http://www.iwatabi.net/morioka/kanegasaki/kanejin.html [金ケ崎神社(諏訪神社)] 

 カキ(柿) カキノキ科 カキノキ属 Diospyros kaki

東アジアを中心に広く栽培されている落葉高木。日本人にはなじみの深い果樹のひとつで、平安時代に

は既に栽培されていたといわれている。高さは5~15m。樹皮は灰黒褐色で縦に割れ目が入る。は緻

密で堅いので、家具やゴルフクラブのヘッドに用いられる。は互生し、長さ7~17㎝の楕円形~卵円

形。花期は5~6月。葉のつけ根に淡黄色の花をつける。果実は球形。やや平たいもの、縦に長いものな

ど、形も大きさもいろいろなものがある。

本州~九州の山地に自生しているヤマガキ(山柿)var.sylvestrisは若枝や葉、子房などに毛があり、

葉や果実が小さい。栽培されているカキは毛がほとんどない。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・

秋の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32955695&blog_id=82331

[peaの植物図鑑:秋の風物詩 柿の実 一関市末広町一丁目~二丁目 2009年11月6日(金)] 

 http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1e01abdf146425010e599acb649e4142 [peaの植物図鑑:

岩手県金ケ崎町のカキ(柿)の実 2013年12月1日(日)] 


金ケ崎町伊東家侍住宅のタチバナモドキ(橘擬) 2017年11月18日(土)

2017年11月26日 | 植物図鑑

2017年11月18日(土)、胆沢郡金ケ崎町「金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」

ある伊東家侍住宅に行きました。庭に植栽されているタチバナモドキ(橘擬)と思われる常緑低木が朱橙

色に熟した果実をびっしりとつけていました。

 タチバナモドキ(橘擬)/ホソバトキワサンザシバラ科 トキワサンザシ属Pyracantha angustifolia

中国原産の常緑低木で高さ3~4mになる。枝の先端は刺状になる。は狭長楕円形。花も実も美しいの

で庭園樹や生垣、盆栽、公園樹によく利用される。5~6月、直径8mmほどの白色5弁花を開く。果実

直径6~8mmの平たい球形で、秋に橙黄色に熟す。名前の由来は、果実の色や形がミカン科のタチバナ

(橘)に似ていることによるという。葉の裏面に白い毛が多いのが特徴。分布:中国西南部。


 よく似た「トキワサンザシ」が倒皮針形から卵形で、果実は秋に赤く熟す。「インドトキワサンザ

シ」が長楕円形または皮針形で果実は秋に赤く熟す。 


 なお、一般には「ヒマラヤトキワサンザシ」「タチバナモドキ」「トキワサンザシ」などをまとめて、「Pyracantha:ピラカンサ」と呼ぶことが多い。
 

 http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1abdb9cceee38b4f89eb67e8a74be85c [peaの植物図鑑:

タチバナモドキ(橘擬)/ホソバトキワサンザシ 2006年10月21日(土)] 


「世界の椿館・碁石」の椿・友好の光(ゆうこうのひかり) 2017年11月15日(水)

2017年11月25日 | ツバキ(椿)

2017年11月15日(水)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行って

きました。サザンカ(山茶花)をはじめ、早咲きの椿が思っていた以上沢山咲いていました。入館料は

200円でした。

椿館の出入口を入ると直ぐの所が「交流広場」で、そこから「見学順路」に従って左の方へ進んで行くと

「江戸椿十景」コーナーに展示されていた鉢植えの「友好の光(ゆうこうのひかり)」という名札を付け

椿が、朱紅色で一重、筒咲きの花を数輪咲かせていました。蕾も沢山ついていました。 

 ツバキ(椿)’友好の光’ ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica cv.Yuukou-no-hikari

[産地]愛知 [花]朱赤色、一重、筒咲き、中輪 [花期]2~4月 [葉]楕円、中形 [樹]立性、枝は密。

 [名札より]

http://photozou.jp/photo/show/38290/2941426 [椿 友好の光:写真共有サイト「フォト蔵」]

http://www.nagominoniwa.net/blog2/2010/04/post_424.html [Weblog「和みの庭」:ツバキ 友好の光 ユウコウノヒカリ]

http://item.rakuten.co.jp/minibonsai/kfs/ [楽天市場:友好の光:愛知県佐藤椿園] 

 http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%E5%8F%8B%E5%A5%BD%E3%81%AE%E5%85%89

[peaの植物図鑑「世界の椿館・碁石」の椿・友好の光(ゆうこうのひかり)2014年12月10日(水)] 


「世界の椿館・碁石」の椿・弁天神楽(べんてんかぐら) 2017年11月15日(水)

2017年11月25日 | ツバキ(椿)

2017年11月15日(水)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行って

きました。サザンカ(山茶花)をはじめ、早咲きの椿が思っていた以上沢山咲いていました。入館料は

200円でした。

椿館の出入口を入ると直ぐの所が「交流広場」で、そこから「見学順路」に従って左の方へ進んで行くと

「花形十景」コーナーに展示されていた鉢植えの「弁天神楽(べんてんかぐら)」という名札を付けた椿

が、紅色地に白斑入り、牡丹~獅子咲きの花を数輪咲かせていました。この椿は、太神楽の枝変わりだそ

うで、黄白色の覆輪葉で鋸歯の無い弁天葉でした。 

ツバキ(椿)弁天神楽(べんてんかぐら)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica cv.Benten-kagura

[産地]埼玉。[花]紅色地に白斑の入り、牡丹~獅子咲き、散しべ、中~大輪。[花期]10~3月。[葉]不安定な

中形、肉厚の弁天葉黄白色の覆輪葉で鋸歯を欠く。[樹]矮性、弱い。[来歴]太神楽の枝変り、1933年の皆川

「椿花集」に載る。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より] 

 http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1ba3b93a4847dde0b2e02435b8d7a10b [peaの植物図鑑「世界の

椿館・碁石」の椿・弁天神楽(べんてんかぐら)2008年12月25日(木)] 


一関市東山町長坂のキカラスウリ(黄烏瓜) 2017年11月16日(木)

2017年11月25日 | 植物図鑑

2017年11月16日(木)、一関市東山郵便局(長坂字町)の向かい側にある民家の庭に植栽されている

キゥイの棚に絡まっているキカラスウリ(黄烏瓜)が、黄橙色に熟した実を沢山付けていました。

キカラスウリ(黄烏瓜)ウリ科 カラスウリ属 Trichosanthes cucumeroides var.japonica
果実が赤く熟す「カラスウリ(烏瓜)」と同じように、林のふちや人家近くのやぶなどによく見られる

つる性の多年草。茎は細く、巻きひげでいろいろなものにからみつきながらのびる。は長さも幅も6

~10cmぐらで、ふちは3~5つに浅く切れ込む。カラスウリより黄色みの強い緑色で、比較的すべすべ

している。花期8~9月白いレースでつくったベールを広げたような花が咲くが、カラスウリに比べ

ると花のレース状の広がりが少ない。また、花は日が沈んでから開き、夜明け前にはしぼんでしまうと

いう。雌雄別株。雌花は細長い筒状の萼の下に丸い子房のふくらみがある。果実広楕円形で、長さは

約10cmぐらいにもなり、カラスウリよりもはるかに大きく、黄色に熟す。イモ状にふくらんだ根

は多量のデンプンを含み、これから天瓜粉(てんかふん)をつくるという。分布:北海道(奥尻島)~

沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/66bcec6eb69337e0ba03d893dbd836e2 [緑色のキカラスウリ

(黄烏瓜)の果実:peaの植物図鑑2006年9月21日(木)]