peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

水沢区のガマズミ

2010年06月16日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市の(水沢区佐倉河字慶徳)に行きました。休憩所のそばに植えられているガマズミの木が白い花で覆われていました。この時期、雑木林ではこのガマズミやミズキの白花が、春から初夏への移り変わりを感じさせます。

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ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum dilatatum

山野に普通に見られる落葉低木。高さは2~4mになり、若い枝や葉柄、花柄などに毛が多いことから「アラゲガマズミ」とも呼ばれる。若い枝は灰緑色で、古くなると灰黒色になる。葉は対生し、長さ6~15㎝の広卵形~円形で、縁には浅い鋸歯があり、先は急に短く尖る。葉の裏面には腺点がある。葉柄は長さ1~2㎝。5~6月、白い小さな花が多数集まって咲く。花は直径5~8㎜。雄しべは花の外に長く突き出ている。果実は長さ6㎜ほどの卵形で、9~10月に赤くなり、はじめは酸っぱいが、完全に熟すと甘く、野鳥もよく食べにくる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より

ガマズミ(スイカズラ科)Viburnum dilatatum Thunb.ex Murray

特徴:丘陵地や」山地の林内、林縁に生育する落葉低木。茎は直立し、上部でよく枝分かれして高さ2~3mになる。若い枝には毛がある。葉は柄があり対生する。葉身は広倒卵形か倒卵形で先は急に尖り、縁は不揃いの低い歯状になっている。両面に粗い毛があり、皺になっている。花は小さく、5~6月、葉が出てから一対の葉のある短枝の先に出る散房花序に多数付く。花弁は白色で5枚。果実は扁平な卵形で、初め紅色で後に暗黒色になる。甘ずっぱく食べられる。果実酒によく用いられる。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では丘陵地のコナラ・クリ林やアカマツ林の林内や林縁、原野などに普通に見られる。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦編著)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/be8ceb18d5c36f0e201d0aeb16ccec81 [peaの植物図鑑:ガマズミ]


奥州市水沢区のヤマボウシ(山法師)2010年6月12日(土)

2010年06月15日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、ケーズデンキ奥州水沢本店(奥州市水沢区佐倉河河原田65)の隣の会社玄関前に植えられたヤマボウシ(山法師)が、沢山花をつけていました。もっとも白い花びらのように見えるのは4枚の総苞片で、本当の花は真ん中に20~30個集まった球形のものであるが…。

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ヤマボウシ(山法師) ミズキ科 ミズキ(コーナス)属 Cornus kousa

別名:ヤマグワ(山桑)。各地の山野に生え、高さ5~10mになる落葉小高木~高木。樹皮は暗朱紅色。葉は対生し、長さ4~12㎝の卵状楕円形で、側脈は4~5対。6~7月、ベニヤマボウシ(紅山法師)f.roseaという。用途:庭木、器具材。分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

ヤマボウシ(ミズキ科) Benthamidia japonica(Sieb.et Zucc.)Hara

特徴:丘陵地、山地に生育する落葉小高木。幹は直立、よく枝分かれし、高さ5~10mになる。樹皮は灰黒色で、太くなると不規則な裂け目ができて剥がれる。葉は柄があり対生する。葉身は卵状楕円形で、先は鋭く尖る。縁は滑らかだが、波状になり、4~5対の側脈が目立つ。花は小さく、6~7月、前年伸びた枝先に付く頭状の花序に多数咲く。普通、白い4枚の花弁のように見えるものは総苞片である。果実は集合果で、紅色に熟して食べられる。分布:本州、四国、九州。岩手県では丘陵地、山地にやや普通に見られる。尾根筋や河岸の崖などのやや乾燥した所に多い。花が美しいので近年、公園や庭に植えられるようになった。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦編著)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E4%A5%DE%A5%DC%A5%A6%A5%B7 [peaの植物図鑑:ヤマボウシ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/d50889028f9025ab6470277178e9f71d [peaの植物図鑑:ヤマボウシ&ベニヤマボウシ]


水沢区のオオベニウツギ(大紅空木)

2010年06月15日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、(奥州市水沢区佐倉河)に行きました。休憩所がある辺りに植えられているオオベニウツギ(大紅空木)が、今を盛りと沢山の暗紅色の花を咲かせていました。

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水沢盆栽会のオオベニウツギ(大紅空木)  2010年6月12日(土)

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(会長・桐田斎=ただし、会員23人)主催の「さつき・山野草展」に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、それらの中に「大赤花ウツギ」の名札がついた盆栽が1鉢だけありました。しかし、同じ名前の植物は図鑑を調べてもインターネットで検索してもみつかりませんでした。たぶん、「オオベニウツギ(大紅空木)」ではないかと思います。

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オオベニウツギ(大紅空木) スイカズラ科 タニウツギ(ワイゲラ)属 Weigela florida

山地にまれに生え、観賞用にも植えられている。日本では福岡県にだけ自生する。高さ2~3mになる落葉低木。枝は暗灰色。葉は長さ4.5~6㎝の楕円形で先は短く尖り、基部は広いくさび形。縁には細鋸歯があり、表面の脈上に短毛がある。5~6月、枝先や葉腋に暗紅色の花を数個ずつつける。花冠は長さ3~3.5㎝の漏斗状鐘形で毛があり、先は5裂する。萼は長さ1~1.3㎝で紅色を帯び、1側が深裂し、他の4側は中裂する。用途:<>/strong>庭木。分布:九州(福岡県)、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より

http://flower365.web.infoseek.co.jp/03/690.html [オオベニウツギ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/oobeniutugi.html [オオベニウツギ(大紅空木)]

http://www.068.jp/business/product/mainprdct2/beniutsugi.html [オオベニウツギ]


水沢区のエゴノキ

2010年06月15日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、(奥州市水沢区佐倉河)に行きました。奥州市立水沢図書館と公園の間には乙女川が流れています。この日、に植えられているエゴノキが白い花をびっしりとつけていました。

http://www.pref.iwate.jp/~hp2518/kakubu/hoken/hokeneisei/health/mizusawa/keitoku.html [散策コース]

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エゴノキ エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax japonica

特徴:山地や原野に生育する落葉小高木。幹は直立し、よく枝分かれして高さ6~8m、胸高直径15~25㎝になる。葉は柄があり互生する。葉身は卵形で先が尖り、上部の縁にはわずかに鋸歯がある。。別名:チシャノキ。花は6月頃、今年伸びた短枝の先に1~6個付き、長さ2~3㎝の柄の先に垂れ下がる。萼は緑色で5片に裂けて杯(カップ)状になる。花冠は白色で先は5片に深く裂ける。果実は卵円形で長さ約1㎝、星状毛が密生しており灰褐色。用途:材は傘のろくろに利用。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では丘陵地のコナラ・クリ林内に普通に生育する。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦編著)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A8%A5%B4%A5%CE%A5%AD [peaの植物図鑑:エゴノキ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/8b643d238370251ad79951ab2a7b4c29 [peaの植物図鑑:エゴノキの実]


水沢盆栽会のイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

2010年06月15日 | 植物図鑑

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2010年6月12日(土)、奥州市水沢公民館(水沢区字聖天85-2)で開催中の水沢盆栽会(会長・桐田斎=ただし、会員23人)の「さつき・山野草展」に行ってきました。サツキ(皐月)と山野草を合わせて80点ほど展示されていましたが、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)が2鉢ありました。そのうち1鉢は寄せ植えで、花が咲き始めたばかりのものでした。

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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) シソ科 イブキジャコウソウ(ティムス)属 Thymus quinquecostatus

滋賀県の伊吹山で最初に発見されたことと、葉に精油を含み、(葉にさわったり、揉んだりすると)香料の麝香(じゃこう)のようなよい香りがすることからこの名がついたという。別名のヒャクリコウ(百里香)もよい香りにちなむ。山地~高山の日当たりのよい草地や岩場に生える小低木。茎はよく分枝してマット状に広がる。葉は対生し、長さ5~10mmの卵形または狭卵形で、両面に腺点がある。6~7月、枝先に淡紅色~紅紫色の唇形花を密につける。花は長さ7~8㎜。花が白色のものもある。分布:北海道、四国、九州、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&講談社発行「山野草大百科(久志博信・内藤登喜夫著)」より]

http://flower365.web.infoseek.co.jp/01/506.html [イブキジャコウソウ]

http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result49490.htm [イブキジャコウソウ<植物図鑑・撮れたてドットコム]

http://www.e-yakusou.com/yakusou/025.htm [イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)]

http://www.nippon-shinyaku.co.jp/herb/db/arekore/41_50/thymus_serpyllum_quinquecostatus.html [イブキジャコウソウ:植物の話あれこれ42/植物図鑑DB/ハーブの館]