2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の大温室内に鉢植えのモミジバゼラニウム’バンクーバーセンテニアル’が展示されていました。このゼラニウムは、葉色を楽しむ種類ということですが、花もきれいなので一年を通して楽しめます。
ゼラニウム フウロソウ科 ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属 Pelargonium × hortorum
南アフリカを中心に約280種が分布する非耐寒性・半耐寒性多年草。特徴:ペラルゴニウム属のうち、ゾナレ系統の四季咲き性の強い園芸品種が、旧属名のゼラニウム(P.ゾナーレ・ハイブリッド)と呼ばれる。鉢植えにして冬と夏をうまく乗り切ると、一年中、花が見られる。花が1茎の先端に沢山つき、花茎もよく出るので、溢れるように咲かせられる。花期:3~7月中旬、9月中旬~12月。草丈:20~80㎝。植えつけ:4~5月。別名:ペラルゴニウム、テンジクアオイ(天竺葵)
種類:花を楽しむゼラニウムには、モミジバゼラニウムと呼ばれる葉色を楽しむ種類も含まれる。このほか、つる状に茎をのばすペルタタムの系統は、アイビーゼラニウム(蔦葉=ツタバゼラニウム)と呼ばれる。一季咲きで大輪の美花が多いペラルゴニウム(P.グランディフロルム・ハイブリッド)の3系統に区別されるが、いずれも交配によって作出されたもの。花色は赤、橙、桃、紅紫、白、複色ばど。中でもゼラニウムは園芸品種が多く、花期も4~11月と長いので、鉢物や花壇向きの花として広く普及している。近年はハーブゼラニウム(ハーブとして栽培される原種や雑種など)の栽培も増えている。葉の香りを楽しむセンテッドゼラニウムは、種類によって香りも異なる。それぞれ、特徴に合った違った仕立て方で楽しむが、基本の育て方はほぼ同じである。
栽培ポイント:鉢花はいつでも入手できるが、ポット苗は春ごろに出始め、夏にかけて徐々に種類も沢山出てくる。枝数の多いがっしりとした苗を選び、水はけのよい用土に苦土石灰を混ぜ、元肥を施してから植え付ける。乾かし気味に水やりをし、用土を過湿にしないよう気をつける。花は雨に当てないほうが長もちするので、水やりも葉をよけて鉢土に与える。夏と冬は生長を抑えるが、ほかは月2~3回、液体肥料を施す。庭植えは雨の当たらない場所にして、冬は霜除けをする。初夏や初秋には充実した枝を10㎝に切り、切り口を乾かしてからバーミキュライトなどに挿す。乾かさないように管理すると、1カ月ほどで発根する。[主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」&講談社発行「野の花・街の花」(長岡 求・監修)」より]
モミジバゼラニウム’バンクーバーセンテニアル’ フウロソウ科 テンジクアオイ(ペラルゴニウム)属 Pelargonium × hortorum 'Vancouver centenial'
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33476527&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:世界の椿館・碁石のモミジバゼラニウム’バンクーバーセンテニアル’]
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