カクレミノ（隠蓑）の果実

奥州市江刺区のカクレミノ（隠蓑）の果実
　2008年9月24日






2008年9月24日（水）、北上市に映画を観に行くとき奥州市江刺区
愛宕字力石210にある株式会社・回進堂の直営店に寄りました。
回進堂は、330年余りの歴史を重ねる岩手伝統の銘菓「岩谷堂羊羹」
を製造・販売している所として良く知られていますが、「季節限定
の純栗羊羹発売！」の新聞広告が出ていたからです。

（株）回進堂や羊羹についての詳しい情報は、下記のWebサイトをご
覧ください。
http://www.iwate-kaishindo.co.jp/
[株式会社　回進堂]
　http://podcast.ibc.co.jp/shop/index.php?itemid=5578
この店の道路側にカクレミノ（隠蓑）の木が植えられていて、沢山の
果実を付けていました。エゾユズリハと思われる木も沢山植えられて
いて、青紫色に色づいた果実をつけていました。




一関市厳美町のカクレミノ（隠蓑）の果実
　2005年10月26日


2005年10月26日、東北自動車道・一関ICから国道342号線を名勝・
厳美渓方面に3kmほど行った所（厳美町）で、今まで見たこともない
ほど沢山の果実をつけたカクレミノ（隠蓑）の木を見つけました。
「一関温泉郷」の看板が立っている直ぐ近くで、花壇などもつくられ
ていて、年中花が見られます。


カクレミノ（隠蓑）ウコギ科　カクレミノ属
　Dendropanax trifidus
暖地の山地に生える常緑高木だが、岩手県内にも庭木として広く
植えられている。高さはふつう2～3ｍのものが多いが、8～10ｍに
なるものもあるという。

葉は有柄で枝先に集まって互生し、長さ6～12cm。厚くて表面は光
沢があり、3本の脈が目立つ。老木の葉は卵形または広卵形で全縁
だが、若木の葉は3～5つに深く裂ける。
　
カクレミノ（隠蓑）の和名は、葉の形を身を隠すのに着る蓑にたと
えたものという。

7～8月、本年枝の先に散形花序を出し、淡黄緑色の小さな花を多数
球状につける。果実は直径7～8mmの広楕円形で秋に黒く熟す。
分布：本州、四国、九州、沖縄