peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ガマズミ(莢蒾)/ヨウゾメ  2008年6月14日

2008年09月25日 | Weblog
一関市東山町のガマズミ(莢蒾)
/ヨウゾメの花 2008年6月14日






2008年6月14日(土)、一関市東山町長坂にある唐梅館公園に行き、
久しぶりに頂上にある「史跡・唐梅館跡」に登ってきました。頂上
付近まで車で行き、「唐梅館跡・徒歩5分」の方向板がある所から
歩きました。松くい虫などの被害により付近の木々が切り倒されて
しまって遠くにある室根山が良く見えました。ガマズミ(莢蒾
/ヨウゾメ)が白い花を沢山咲かせていました。







一関市立博物館のガマズミの真っ赤な実
 2006年9月23日(土)





2006年9/23(土)、一関市厳美町の一関市立博物館の庭に植えられて
いる「ガマズミ」が沢山の実を真っ赤に色づかせていました。





ガマズミ(莢蒾)/ヨウゾメスイカズラ科 ガマズミ属
Viburnum dilatatum
全国各地の日当たりのよい山野に自生する落葉低木。高さは2~4mに
なり、若い枝や葉柄、花柄などに毛が多い。若い枝は灰緑色で、古く
なると灰黒色になる。葉は対生し、長さ6~15㎝の広卵形~円形で、縁
には浅い鋸歯があり、先は急に短く尖る。葉の裏面には腺点がある。
葉柄は長さ1~2㎝。

5~6月、枝先に5~12㎝ほどの傘状の散房花序をつくり、直径5~8㎜
の白い小さな花が多数集まって咲く。雄しべは5本で花の外に長く突き
出ている。果実は長さ6~8㎜ほどの卵状楕円形で、9~10月に赤くなり、
はじめは酸っぱいが、霜に当たると赤みがさえ、白い粉をまぶしたよ
うになると甘味が増して食べられる。果実酒にもされ、野鳥もよく食
べに来る。

仲間には、葉が小さい「コバノガマズミ(小葉莢蒾)V.erosum」や
葉も実も大きい「ミヤマガマズミ(深山莢蒾)V.wrightii」「ムシカ
リ(虫狩)V.furcatum」などがある。
 別名:ヨウゾメ、ヨソゾメ、ヨツズミ。
 分布:北海道、四国、九州、朝鮮、中国

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