ウメモドキ（梅擬）＆シロミノウメモドキ（白実の梅擬）

北上市日本現代詩歌文学館のウメモドキ（梅擬）
＆シロミノウメモドキ（白実の梅擬）2008年9月24日





2008年9月24日（水）、埼玉県に住む娘から「おくりびと」という
映画がとてもよかったと聞いた妻が、すぐに見たいというので、北
上市の映画館まで出かけて観てきました。人が死んだ後、「納棺」
までのお世話をする納棺師を扱ったものでした。監督：滝田洋二郎、
脚本：小山薫堂、音楽：久石譲、出演：本木雅弘、山崎努、余貴美
子、広末涼子、杉本哲太、吉行和子、笹野高史など。感動しました。

映画を見る前に「詩歌の森公園」（北上市本石町2丁目5-60）を歩
いて植物の写真を撮りました。日本現代詩歌文学館の庭に植えられ
たウメモドキ（梅擬）とシロウメモドキ（白実の梅擬）が見ごろを
迎えていました。










一関市釣山公園のウメモドキ（梅擬）　2005年9月20日


9/20（2005年）、一関市釣山公園に植えられている「ウメモドキ
（梅擬）」の実が真っ赤に色づいていました。





ウメモドキ（梅擬）モチノキ科　モチノキ属
　Ilex serrata
山地のやや湿った所に生える落葉低木で高さは2～4ｍになる。赤い
実が美しいので実を鑑賞するために庭や公園によく植えられている。
また、切枝、鉢物や盆栽にもされる。
葉は有柄で互生し、葉身は長さ4～8cmの楕円形～卵状披針形、縁に
は細かい鋸歯がある。茎葉には毛がある。

6月頃、本年枝の葉のつけ根に直径約3～4mmの淡紫色の花をつける。
雌雄別株。果実は直径5mmほどの球形で、9～11月に赤く熟し、葉が
落ちた後もしばらく残る。

品種には果実の白い「シロミノウメモドキ（白実の梅擬）/シロウメ
モドキ（白梅擬）f.leucocarpa」、果実が黄色い「キミノウメモドキ
（黄実の梅擬）f.xanthocarpa」、葉、果実が小型のコショウバイcv.
Koshoubaiがよく栽培されている。また実が大きいので鉢植えにされる
大納言cv.Dainagonがある。
[栽培]いずれも強健で容易。[果期]秋から冬。
分布：本州、四国、九州