peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

フクシア(Fuchsia)

2008年07月31日 | Weblog
青森県むつ市田名部のフクシア(fuchsia)
 2008年7月20日





2008年7月20日(日)、青森県むつ市小川町にある「ホテルユニサイト
むつ」の駐車場は、国道338号線を挟んで50mほど離れた所にありまし
た。その近くの電柱に「小川町2丁目」と表示されていましたが、近くの
民家の庭で「フクシア(Fuchsia)」が花を咲かせていました。





フクシア(Fuchsia)アカバナ科 フクシア属
Fuchsia×hybrida
ニューギニア、ニュージーランド、タヒチ、中央・南アメリカ、
西インド諸島などに多数自生する常緑低木。18世紀の終わり頃か
ら、こうした多くの原種を親として、イギリスやフランスで育種
が盛んになり、現在栽培されている園芸種のフクシアが作り出さ
れたという。熱帯性の低木で、一般家庭ではもっぱら鉢植えとし
て栽培される。
葉は対生、輪生、互生で楕円形、葉縁に欠刻がある。
別名:ホクシャ、ツリウキソウ(釣浮草)。

風鈴を下げたように咲く花は、筒先が4裂するガクから花弁が
のぞき、さらに雄しべや雌しべが長く突き出る魅力的な姿で、
英名を「レディースイヤードロップス(貴婦人の耳飾り)という。

花は垂れ下がる種類が多く、ガク筒が釣鐘形か筒状になり、先
端が4裂する特徴がある。花弁も4。ガク片と花弁の色の変化が
多く、そのコントラストがおもしろい。

多くの雑種が作出され、これまでに2000品種以上発表されてい
るとのこと。ふつうは鉢物として、主として6月頃売り出され
る。
園芸品種に「ゴールデン・アニバーサリー」や「ティンカーベル
cv.Tinkerbell」などがある。
[栽培]日本では夏の高温多湿、冬の低温のため栽培しにくく高冷
地、冬の温暖地または夏の冷房、冬の暖房のできる場所で栽培さ
れている。繁殖は挿木で容易。[花期]4~7月頃。[出回り時期]
2月、5~9月、11月。
フクシア属Fuchsia
中央及び南アメリカ、ニュージーランドに105種分布する常緑
あるいは落葉性低木である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿