8月中旬ごろに花を咲かせていた「ヘクソカズラ(屁糞蔓)」
ですが、9月に入ってその実が目立つようになりました。冬に
なると絡みついた木々が落葉したりして、光沢のある黄褐色に
熟した実が良く目立つようになります。
ヘクソカズラ(屁糞蔓)アカネ科 ヘクソカズラ属
Paederia scandens
日当たりの良い藪や林のふち、道端などに自生するつる性の多年草。
茎はいろいろなものに絡みついて長くのびる。葉は広卵形で対生し、
長さ4~10cmの細長い卵形で先は尖る。葉や花、実など、どの部分も
つぶしたり揉んだりすると嫌な臭いがするので、万葉の昔から「クソ
カズラ」と呼ばれたという。
しかし、花は愛らしく、長さ1cmほどの筒状で、外側が白、内側が
紅紫色。その真ん中の形が、「やいと(灸)」をすえられたように
見えることから、「ヤイトバナ(灸花)」とも呼ばれる。また、
「サオトメバナ(早乙女花)」の別名もある。花期は8~9月。
秋には直径5mmほどの球形の実が光沢のある黄褐色に熟してよく目
立つ。実はしもやけに効くといわれる。ヘクソカズラを「屁屎葛」
と書いている図鑑もある。分布:日本全土
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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