2016年10月30日(日)、胆沢郡金ケ崎町の「金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」にある伊東家侍住宅でランチをいただきました。妻の友人と一緒だったので、コーヒーをサービスしていただきました。庭に植栽されているホトトギス(杜鵑草)が、橙紫色の斑点が散らばっている花を沢山つけていました。また、近くにはヤマホトトギス(山杜鵑草)と思われる植物も植栽されていました。
ホトトギス(杜鵑草):花全体にそばかすのような紫色の斑点が散らばっている。
(下5つ)ヤマホトトギス(山杜鵑草)と思われる植物。
ホトトギス(杜鵑草)ユリ科 ホトトギス属 Tricyrtis hirta
山地のやや湿った所に生える多年草。茎や葉には毛が多く、高さは40~100㎝になるが、崖などでは垂れ下がって生える。葉は互生し、長さ10~20㎝の長楕円形または披針形で、基部は茎を抱く。8~9月、葉の付け根に直径約3㎝の花が上向きに咲く。花全体に紫色の斑点が散らばっているのを、ホトトギス(杜鵑鳥)の胸の模様にたとえてこの名があるという。分布:北海道(西南部)、本州(関東地方以西)、四国、九州。
ヤマホトトギス(山杜鵑草)ユリ科 ホトトギス属 Tricyrtis macropoda
山野の林の中に生える多年草。高さは30~80㎝。花期は7~9月。ホトトギスに比べて花の斑点はまばらで、ほとんど目立たないものもある。またホトトギスやヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)とは花の付き方が違い、茎の先や上部の葉のつけ根から長い柄をのばし、散房状に花をつける。花びらがそり返るのも特徴のひとつ。分布:北海道(西南部」)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます