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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのカンガルーポー(アニゴザントス) 2017年12月8日(金)

2018年01月13日 | 植物図鑑

2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。「花の館

温室」「南緯40度温室」エリア肉植物サボテンが沢山植栽されていました。名札がついていな

いため、品種名はほとんどわかりませんでしたが、この植物には、「アニゴザントス」という名札が付い

ていました。別名「カンガルーポー」は良く知られています。ただ、は全く見られませんでした。 

ハエモドルム科 Haemodoraceae:南アフリカ、オーストラリア、北アメリカ、南アフリカに約16属

75種。地下に球根(塊茎)地下茎をもつ多年草。花は穂状(すいじょう)につく。

ハエモドルム(ヘモドラム)科 アニゴザントス属 Anigozanthos:オーストラリア南西部が原産の

多年草で、11種があります。原種のほか、選抜系や種間交配によって育成された幾つかの品種が利用され

ています。交配種には耐病性の強いものも多く見られます。2000年ごろまでは、国内でも切り花、鉢物と

もに、比較的多く栽培されていましたが、今はわが国での栽培は少なく、輸入された切り花が多く出回り

ます。切り花はユニークな形と質感を生かすようにして、フラワーアレンジなどに利用するのが良いでしょ

う。黒花の「ブラックカンガルーポー」(Macropidia fuliginosa)は別属です。

 地下茎から剣状の葉を出し、葉間から出る花茎に数十花をつける多年草。草丈:20~150㎝。花色:赤、

黄、緑、オレンジ、白。開花期:4~6月。耐寒性:弱い。耐暑性:強い(多湿には弱い)。特性・用途:

多くは常緑性、ドライフラワーに利用できる。開花期が長い。

種類:フラウィドゥス A.flavidusは大型種。高さ2mの花茎に黄緑色~暗赤色の変化に富む花をつける。夏

咲き。マングルジーA.manglesiiは葉が長さ30㎝。花茎は長さ1mで赤色毛があり、花は緑色の筒状。フミ

リスA.humilisは長さ15㎝の葉をつけ、花は赤色~黄色。ウィリディスA.viridisは高さ約60㎝。花は長さ

10㎝で緑色~黄緑色。プルケリムスA.pulcherrimusは葉が灰緑色で長さ60㎝くらい。花は濃黄色で夏咲き。

管理:耐寒性は強く、暖地ではフレームで越冬する。夏の暑さに多少弱い。排水のよい土がよく、川砂に

ピートモスを混合した用土で鉢植えにする。種子または株分けで殖やす。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑

・観葉植物」&下記Webサイトより]

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-654 [カンガルーポー(アニゴザントス)とは 育て方図鑑:みんなの趣味の園芸 NHK出版] 



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