2015年4月28日(火)、公益財団法人・東洋文庫、小岩井農牧株式会社主催の「時空をこえる本の旅~東洋文庫の世界~展」[2014年11/8(土)~2015年5/31(日)]が、小岩井農場まきば園内で開催中でしたので、妻と2人で観に行ってきました。「展示品はすべて影印本(精密複製)です。展示場内はすべて撮影可能です。」とありましたので、遠慮なく撮影させていただきました。
会場の建物の前に植栽されている10mを超すと思われるイタヤカエデ(板屋楓)が、黄緑色の花を枝一面に咲かせていました。葉が開く前に黄緑色の花が枝一面に咲くので、遠くから眺めると新緑のように見えました。
イタヤカエデ(板屋楓) カエデ科 カエデ属 Acer mono
山地に生え、高さ15~20m、大きいものは25mに達する落葉高木。樹皮は暗灰色で、老木になると浅く裂ける。葉は対生し、直径7~15㎝の扁円形で、5~7中裂または浅く裂ける。裂片の先は鋭く尖り、縁は全縁またはわずかに少数の歯牙がある。裏面の脈の基部以外は毛のないものが多い。4~5月、葉が開く前に本年枝の先に散房花序を出し、直径5~7㎜の黄緑色の花を開く。雄花と両性花があり、花弁と萼片は5個、雄しべは8個、翼果は長さ2~3㎝で直角~鋭角に開き、褐色に熟す。葉の大きさや裂け方、毛の有無や多少、翼果の開く角度などは非常に変異が多く、しばしば多数の変種や品種に分類される。また樹齢によっても変化が見られる。園芸品種も数種ある。樹液はタバコの香料に使う。用途:庭木、建築・家具・器具・楽器材、スキー、バット 分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます