2015年4月28日(火)、「ガイド付きバスツアー・小岩井農場めぐり」(総合編)に参加した後、まきば園内の山麓館のレストラン「ピザ・ジェラート」で昼食を摂っていると、沢山群植されたチューリップが今を盛りと花を咲かせていました。(画像のものはトライアンフ系のチューリップ)また、ロマンチックな気分にさせる「まきばの鐘」というものがありました。
チューリップ ユリ科 アマナ属 Tulipa gesneriana
春の花壇を飾る代表的な球根草花。原産地は中東から中央アジアと考えられており、ヨーロッパには16世紀にトルコから球根がもたらされた。この時には既に幾つかの原種の交雑によって園芸種ができていたといわれる。10~11月に球根を植えると、春の訪れとともに芽をのばし、花を咲かせる。葉は先の尖った長い楕円形で、縁は波打っている。花は茎の先に上向きに1個つくが、枝分かれして数個の花をつける品種もある。花形はコップ形や壺形のほか、ユリ咲きや八重咲きのものもある。花の色は多彩で、ピンク、赤、紫、黄、白、絞りなどがある。黒いチューリップといわれるものもあるが、紫色の黒っぽい程度のものである。
栽培・育種の中心地はオランダで、おびただしい品種がつくり出された。これらの品種は開花期や花形などによって15の系統に分けられている。かつては早咲きやダーウィン系、トライアンフ系が主流だったが、最近は花が大きく立派で、病気にも強いダーウィン・アイブリッド系が多くなってきている。また、アマナ属の中の他の野生種から育成されたカウフマニア系、フォステリアナ系、グレイギー系などの人気も高くなっている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
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