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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ミツバアケビ(三葉木通)

2008年10月07日 | Weblog
一関市博物館のミツバアケビ(三葉木通)
 2008年9月27日


2008年9月27日(土)、一関市厳美町字沖野々215にある一関市博物館
に行きました。庭に植えてあるミツバアケビ(三葉木通)の木に実が
ついていました。ミツバアケビの実は、アケビと比べると実がずんぐり
しているものが多いようですが、どちらの果実も長さ6~10㎝ほどにな
り、区別するのは難しいと思います。

実がついていた木の葉の小葉が3枚ならミツバアケビ、5枚ならアケビ
と覚えておけば良いと思います。



束稲山(たばしねやま)のミツバアケビ(三葉木通)
 2006年10月1日

平泉メビウスの会の「第38回自然観察会」が行われた束稲山(たば
しねやま:標高595.7m)の登山道の脇の木にからまった「ミツバア
ケビ(三葉木通)」の実が熟して口を開けていました。



ミツバアケビ(三葉木通)アケビ科 アケビ属 
Akebia trifoliata

山野によく見られる落葉性木本。庭などにもよく植えられている。
ふつうの「アケビ」と違うのは、ふつうのアケビの葉は5個の小葉
がある掌状複葉で、小葉は長さ3~6cmの長倒卵形なのに対し、ミツ
バアケビの方は、葉の小葉は3個で、小葉は幅が広く、ふちには波状
の鋸歯がある。
 
4~5月、濃い紫色の小さな花が咲く。(ふつうのアケビの場合、淡
紫色の小さな花が垂れ下がって咲く。)同じ花序に雄花と雌花が混じ
ってつく。雄花は直径約5mm(アケビは直径1cm)ほどで、花序の先端
部に数個つく。雌花は直径約1.5cm(アケビは直径約2.5cm)と大きく、
花序の基部に1~3個つく。

果実はどちらも長さ6~10cmだが、アケビに比べるとミツバアケビの
実はずんぐりしている。
アケビの仲間の果肉は種子が多いのが難点だが、熟れたゼラチン状
の実は甘くておいしい。果皮は炒めものに、若芽もお浸しなどにして
食べる。つるは丈夫なので、今でも籠などの材料としてよく利用され
ている。分布:本州~九州

「アケビ」の名の由来は、熟した果実が大きく縦に割れるので、開け
実からアケビになったといわれている。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
由来 (ムーミンママ)
2005-09-16 23:58:21
開け実ですか?!初めて知りました。勉強になりました。今度山歩きして見つけたりしたら夫に偉そうに教えてあげようと思います!
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我が家のミツバアケビ (amoenum)
2005-09-17 20:48:28
何度もコメントを入れていただき、ありがとうございます。我が家の狭い庭にも「アケビ」と「ミツバアケビ」があり、毎年実を付けます。

 実が割れて地面に落ちるときたないからと言われるので、落ちる前に採って食べるようにしていますが、食べるのは私だけです。

 タネが沢山あるので食べずらいですが、食べてみればおいしいと思います。ぜひ一度は試食してみてください。

 今後ともよろしくお願いします。
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