2008年6月2日
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2008年6月2日(月)、一関市街地から真湯温泉方面へ国道342号線を
車で走っていたら、矢びつ温泉・瑞泉閣の近くにある休耕地に群生した
「チガヤ(茅萱/血茅)」が、白い筆のように見える銀白色の花穂を風
になびかせていました。
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奥州市水沢区のチガヤ(茅萱/血茅)&ツバナ(茅花)
2006年5月27日
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2006年5/27(土)、奥州市水沢区の道路沿いの休耕田に咲いていた
「チガヤ(茅萱)」を見つけました。見事な群落でした。
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チガヤ(茅萱)/ツバナ(茅花)イネ科 チガヤ属
Imperata cylindria var.koenigii
まだ葉鞘に包まれた若い花穂は「ツバナ」といい、ほのかな甘味が
あるので、昔の子供たちはよく摘んで生で食べたものである。だから、
「チガヤ」というより「ツバナ」と呼んだほうがわかり易いかもしれ
ない。別名:「チバナ(茅花)」
日当たりの良い野原や河原の土手などに群生する多年草で、高さは
30~80cmになる。葉は長さ30~60cm、幅1cmほどで、かたくてざらつ
く。
花期は4~6月。花穂は長さ10~20cm、幅1cmほどの円柱状で、銀白色
の長い毛におおわれている。花の頃は赤紫色の雌しべと雄しべの葯が
よく目立つ。 日ざしの強くなる頃、一面に白い穂を伸び立たせて風に
そよぐ姿は、万葉の時代から恋の歌や叙景に多く詠まれているという。
分布:日本全土
「チガヤ」の名前の由来については、幾つかの説がある。先ず、穂が
出たばかりの頃は血液のように赤っぽいので、血の茅で「血茅」。
第2の説は、チガヤは草原に大群生することが多く、千株も沢山群生
するということで、千の株の茅で「千茅」。さらに、穂が隠れている
状態の時に穂を開いて噛むと甘味を感じる。この味が乳の甘味に似て
いることから、「乳の茅」でチガヤ。
なお、チガヤの別名の「ツバナ(茅花)」は、火打石で火をおこす時、
炎を採るためにチガヤの綿毛を利用していたので、この火をつけるツケ
バナが「ツバナ」になったという説がある。