2008年6月2日
2008年6月2日(月)、一関市厳美町真湯の真湯温泉がある「巨木を
育む森」に行ってきました。真湯温泉/真湯山荘から見て国道342号線
を挟んだ向かい側に真湯コテージが10棟6タイプが建てられています。
このコテージは原生林のそばにあるので立ち寄ってみたら、タチシ
オデ(立ち牛尾菜/四緒手)」が花を咲かせていました。
タチシオデ(立ち牛尾菜/四緒手)ユリ科 シオデ属
Smilax nipponica
山野の草やぶ、道端、土手などに自生する蔓性の多年草。東北地方では
シオデ(牛尾菜)と共に「ヒデコ」とか「ショデコ」と呼ぶ。若苗は見た
目も味もアスパラガスにそっくりで、おいしい。
葉は互生し、卵状楕円形で長さ5~15㎝、先は尖り、縦の脈が目立つ。シ
オデに似ているが、葉はやや薄くて光沢がなく、裏面が白っぽい。また、
シオデは茎が伸びはじめるとすぐに他のものに絡みつくのに対し、タチシ
オデは花の頃も茎が立っている。
花期はシオデより早く5~6月(シオデは7~8月)。葉のつけ根から伸び
た柄の先に黄緑色の小さな花を数個つける。雌雄別株。果実は黒く熟し、
白い粉をかぶっている。分布:本州~九州
和名の「シオデ」はアイヌ語の「シュウオンテ」に由来するとする説が
多数派だが、平凡社の大辞典に「シオデの別名シホデカヅラ物に絡まる
こと鞖(しおで)のごとき」とあることから四緒手結びを語源とする説
もある。
また、「牛尾菜」は、つるの先は牛の尻尾に見えることからついた。
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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