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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ミヤギノハギ(宮城野萩)

2009年09月16日 | 植物図鑑

一関市「釣山公園」  2009年9月15日(火)

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2009年9月15日(火)、一関市「釣山公園」の歴代藩主の道の斜面の所に植えられたミヤギノハギ(宮城野萩)が今を盛りと花を咲かせていました。

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ミヤギノハギ(宮城野萩) マメ科 ハギ(レスペデザ)属 Lespedeza thunbergii

日当たりのよい山地に自生する落葉低木だが、ハギの仲間では最もよく社寺や公園、庭などに植えられている。「秋の七草」の一つに数えられているように、外見は草のように見える。このような種類を植物学では「半低木」という。優しい風情は昔から愛され、万葉集には130首を超す歌が詠まれている。毎年地際から一年生の枝を多数出す。茎は束生し高さ1~2mとなり、花期には地に着くほど枝が枝垂れる。ヤマハギ(山萩)は、朝露などの重みで傾くことはあるが、普通、このように枝垂れることはないとのこと。

葉は互生し、有柄の3出複葉。小葉は楕円形または長楕円形で長さ2~5㎝、表面は無毛で裏面は絹状の伏毛が多い。7~9月、葉腋から長い総状花序を出し、紅紫色で長さ1.3~1.5㎝の蝶形花を多数つける。花序は葉より長い。果実は豆果で長さ約1㎝の広楕円形だが、ほとんど結実しない。変種のシロバナハギ(白花萩)var.albifloraは花が白色。分布:本州(東北、北陸、中国地方)。

[栽培]丈夫なので強い剪定に耐える。株分けは春秋の彼岸頃がよく、芽の動き出す前までに行う。挿木は6~7月、本年伸びた枝の根もとに近い所から15㎝ほどの挿穂をつくり、挿した後、日除けをし、秋に植え替える。

 ハギ(レスペデザ)属 Lespedeza:東アジアと北アメリカ東部に40種ほど自生する低木または多年草。葉は3小葉からなる複葉で、小托葉はない。複総状花序は腋生し、螺旋状に2花ずつ付ける。萼の基部に1対の小苞が残る。本属には、普通ハギと呼ばれるヤマハギ節sect.macrolespedezaと、閉鎖花をつける多年草のメドハギ節sect.Lespedeza<*strong>のグループとがある。


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