peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

シネラリア / サイネリア

2010年03月26日 | 植物図鑑

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2010年3月21日(日)、一関市花泉町老松にある「花と泉の公園」に行きました。園内のベゴニア館「れいなdeふろーれす」の開館10周年記念イベントが3/20から開催中で、観賞温室内では約350種・5000株の各種ベゴニアが咲き誇っていました。また、「シネラリア/サイネリア」なども展示販売されていました。

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シネラリア・ヒブリドゥス キク科 ペリカリス属 Pericallis ×hybridus

カナリア諸島原産のクルエンツスS.cruentusを中心に交雑を重ねて育成された園芸品種群で、日本には明治10年ごろに導入。サイネリア、フウキギクなどとも呼ばれ、市場では「ネリア」と略称される。一般英名はCineraria。花色はほかの種類に珍しいブルー系統が豊富であるが、黄色系統がない。グランディフロラ系は花径5~6cm以上の大輪で、葉も大きくなる。最近は改良が進み、花と葉のバランスのよい品種がある。ムルティフロラ系では花径2~3cmの小輪品種だが、多花性で、草丈15cm程度で開花し、早咲きで小鉢物に向く。古くからよく栽培されているのがダルマ系品種で、グランディフロラ系とムルティフロラ系の交雑から育成されたといわれる。花径3~5cmの中輪品種で、円弁(まるべん)・多花性、草姿もよい。花弁の基部が白色の品種は「蛇の目咲き」と呼ばれる。花言葉は「常に輝かしく快活」。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]。

 

小低木で頭花の径3~5cm、舌状花は藤色、筒状花は紫色のペリカリス・ラナータP.lanata、多年草で頭花は径2.5~4cm、舌状花は桃から紫色、筒状花は暗紫色のクルエンタP.cruenta、また他種間との交雑種として育成された。多年草ではあるが一年草として取り扱う。草丈20cmの矮性種から80cmの高性種があり、分枝した茎頂に多くの小花を散房状につける。頭花は径2~10cm、舌状花は白、クリーム黄、桃、紫、青、赤色など。蛇の目咲きの品種も多い。筒状花は黄、紫色など。小輪多花性のマルチフローラ系、散房花序が扇状に盛り上がるダルマ系、茎が伸長する切り花用のポリアンサ系などがある。

園芸品種に’F1ホイップ・スカイブルー’cv.F1Whip Skyblue、’F1レッド・バイカラー’cv.F1 Red Bicolor、’センセーション・ヘブンリー・ブルー’cv.Sensation Heeavenly Blue、’メロディー・ブルー・ホワイト’cv.Melody Blue Whiteなどがある。栽培:比較的冷涼な気候を好むので、夏に播種し、冬期には保温して冬から春に開花する。苗立枯病、ウドンコ病、ダニ、アブラムシ防除に留意。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


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