2013年10月5日(土)、秋田自動車道を通って男鹿半島と秋田市を1泊2日で訪れる機会がありました。1日目は「昭和男鹿半島IC」を出て、秋田県潟上市の「ブルーメッセあきた」の観賞温室の花を楽しみました。
http://www.blume-messe.com/ [道の駅しょうわ/ブルーメッセあきた]
(上と下)「アグリプラザ昭和」から連絡通路でつながっている「秋田県花き育苗センター」の観賞温室(C室)に、赤や白、ピンク色の花を咲かせたハイビスカスが展示されていました。
アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属 Hibiscus:温帯、亜熱帯、熱帯地域に200~220種の宿根草、小低木、低木、高木が分布する。世界の花木として重要種である。
ハイビスカス Hibiscus rosa-sinensis:ハワイのハイビスカスとして有名な本種は、東南アジアの原産と考えられている。低木または小高木で、5mまで伸びる。葉は光沢があり卵形から広披針形で、葉縁に鋸歯がある。花は大きく、花弁長は12㎝までになる。花柱が突出する。花色は赤、ピンク、紅、黄、オレンジ、白など多彩で美しい。八重咲きもあり豪華である。品種数は、これまでおそらく3000を超すといわれているが、実際には400品種ぐらいが見られ、’クイーン・スター’cv.Queen Star、’バルカン’cv.Vulcanなどがある。残念ながら、わが国では暖房室内の栽培のため、わずかな品種しか見られない。栽培:繁殖は接木、挿木。花期:温度があれば周年。,strong>[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
ブッソウゲ(仏桑花、扶桑花) アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属 Hibiscus rosa-sinensis
別名:ハイビスカス原産地ははっきりしないが、インド洋の島々またはアフリカ起源の雑種ではないかと考えられている。高さ2~3mになる常緑低木。鉢植えにすることが多いが、暖かい地方では庭などにも植えられる。葉は長さ4~12㎝の広卵形または卵形で、縁には粗い鋸歯がある。表面は濃緑色で光沢がある。7~10月、直径10~15cmの花を開く。花弁は5個で、普通鮮紅色だが、黄色や桃色、橙色など多くの園芸品種がある。筒状になった雄しべは花から突き出る。雌しべは雄しべより長く、柱頭は5個。ハワイで幾つかの種を交配してつくられた品種群はハワイアン・ハイビスカスと呼ばれる。熱帯アフリカ原産のフウリンブッソウゲvar.schizopetalusは花弁が細かく裂ける。用途:庭木、鉢植え。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]
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