2010年9月21日(火)、一関市山目「立沢住宅」内を散策しました。数軒の民家の花壇に植えられたシュウメイギク(秋明菊)が、花を咲かせ始めていました。蕾が沢山ついておりましたので、9月中に盛りを迎えるのではないでしょうか!
シュウメイギク(秋明菊) キンポウゲ科 アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone hupehensis var.japonica
本州、四国、九州及び中国に自生する多年草。日本に野生状態で生育しているものは、古く中国から渡来したものと考えられている。京都の貴船に多かったので、キブネギクの名もある。庭などによく植えられ、また野生状態になっているものも多い。
草丈(高さ)は50~80㎝で、地下茎をもつ。株全体に白い伏毛があり、根出葉(根もとの葉)は大きく、長い柄のある3出複葉で、小葉は3中裂する。茎につく葉は3裂し、ほとんど柄がなく互生する。9~10月、茎頂で分枝し、直径5~7㎝の淡い紅紫色の八重咲きの花を多数つける。菊の花によく似ているが、アネモネなどと同じ仲間。紅紫色の花弁のように見えるのは萼片で、20~30個ある。
今日の園芸品種は雑種起源で、紅色の八重咲き種のほかに’セプテンバー・スプリット’cv.September Spritなど白色の一重咲きがある。一重咲きの花びらは萼片が変化したもの、八重咲きのものは、さらに萼片と雄しべが変化したものである。茶花として利用される。栽培:容易で、繁殖は株分けによる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=32339600&saved_changes=1&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市山目のシュウメイギク(秋明菊)]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%B7%A5%E5%A5%A6%A5%E1%A5%A4%A5%AE%A5%AF [peaの植物図鑑:奥州市前沢区のシュウメイギク(秋明菊)]
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