
© Copyright(C) 2022 神戸新聞社 All Rights Reserved. 森の中でかれんに咲く「シクラメン・ヘデリフォリウム」=六甲高山植物園
素朴な美しさ、行楽客の心いやす シクラメンの原種が見頃 神戸・六甲高山植物園 (神戸新聞NEXT/神戸新聞社 2022/10/04 16:35 )
園芸植物として広く知られる「シクラメン」の原種の花が、神戸市灘区の六甲高山植物園で見頃を迎えている。木陰に咲くかれんな花が行楽客たちの心をいやしている。
シクラメンはサクラソウ科の多年草で、ギリシャやイタリアなどの欧州が原産とされる。同園で育つのは「シクラメン・ヘデリフォリウム」で秋に開花する。
今年は約500株を栽培。群落のある一帯では地面から5~10センチほどの高さに伸びた茎の先に、ピンクや白色の小ぶりな花々が山林に彩りを添えている。同園広報担当の糟谷絹衣さんは「園芸種とはひと味違う、素朴で清らかな美しさを楽しんで」と話す。
見頃は11月初めごろまでを見込む。営業は午前10時~午後5時。無休。中学生以上700円、4歳~小学生350円。同園TEL078・891・1247(秋山亮太)

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