2015年10月5日(月)、長泉寺(一関市萩荘字館下40)にある江戸時代の一関藩医・佐々木中沢(名は知芳、字は仲蘭、号は蘭嵎)の墓を訪ねました。お墓の中に真っ赤に熟した実をびっしりつけたウメモドキ(梅擬)の木がありました。
ウメモドキ(梅擬)モチノキ科 モチノキ属 Ilex serrata
山地のやや湿った所に生える落葉低木。赤い実が美しいので、庭木のほか、盆栽にも使われる。高さは2~3mになる。葉は互生し、長さ4~8㎝の楕円形~卵状披針形。6月頃、葉のつけ根に直径約3㎜の淡紫色の花をつける。雌雄別株。果実は直径5㎜ほどで、秋に赤く熟し、葉が落ちたあともしばらく残る。果実の白いものをシロミノウメモドキ(白実の梅擬)、黄色のものをキミノウメモドキ(黄実の梅擬)という。実は野鳥の好物。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
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