peaの植物図鑑

紫波町のチドリソウ(千鳥草)、ヒエンソウ(飛燕草) / ラークスパー  2011年7月3日(日)

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2011年7月3日(日)、岩手県紫波郡紫波町大巻白旗地区にある民家の庭に群植されたラークスパー/チドリソウ(千鳥草)/ヒエンソウ(飛燕草)が、青紫やピンク、白などの花を沢山咲かせていました。

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キンポウゲ科 コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida:約40種からなり、地中海沿岸から中央アジアにかけて分布する一年草。葉は互生し、掌状に細裂する。花は左右相称で、総状花序または円錐花序を頂生する。萼片は花弁状で5、うち上萼片は距を有する。花弁状萼片の中央部に花弁があり、2枚合着して蜜をためる距となる。この距は上萼片の距に覆われる。

近縁のデルフィニウム属によく似ているが、花の形態の違いによってコンソリダ属に分類されている。ヨーロッパ(欧州)南部原産の半耐寒~耐寒性一年草。花壇や切り花、ドライフラワーに多く利用される人気の草花で、英名のラークスパーで流通する。葉が線状に細裂するのでデルフィニウムと区別しやすい。

ラークスパー/チドリソウ(千鳥草)/ヒエンソウ(飛燕草) キンポウゲ科 コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida ambigua

茎は直立し分枝はすくない。草丈は30~100㎝になり、葉は掌状に細裂して線状になる。花は茎頂に付き、5~7月頃、直径3~4㎝で長い距をもつ一重または八重咲きの花を穂状(すいじょう)に沢山咲かせる。花色は靑紫、紫、赤、桃、白など。

園芸品種に’ブルー・ピコティー’cv.Blue Picoteeなどがある。また、草丈30~45㎝の矮性で、ヒアシンス咲きと呼ばれる八重咲き品種の鉢花も出回っている。

栽培管理:庭植えにするときは、移植を嫌うので日当たりと排水の良い場所に10月上~中旬に直播きする。鉢植えは日当たりと風通しの良い戸外に置き、鉢土の表面がよく乾いてから水やりする。夏の暑さに弱く、庭植えは冷涼地以外では難しいので鉢植えにすると良い。

[講談社発行「野の花・街の花(長岡 求:監修)」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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