2011年7月7日(木)、一関市大東町摺沢の県道19号線沿いにある民家の庭に植えられているニワナナカマド(庭七竈)の木が、多数の小さな5弁花を円錐花序につけていました。
ニワナナカマド(庭七竈) バラ科 ホザキナナカマド属 Sorbaria kirilowii
中国北部原産の落葉低木だが、北海道、本州北部の山地にも自生するという。高さは3~5mになり、葉は奇数羽状複葉で、長さ5~7㎝の小葉が7~11対つく。6~8月、枝先に円錐花序を出し、直径5~6㎜の白い5弁花を多数開く。雄しべの長さは花弁より短いか同じ程度。花序と花柄は無毛。別名:チンシバイ(珍至梅)。用途:庭木、花材。
類似種のホザキナナカマド(穂咲七竈)は花も葉もそっくりだが、雄しべが花弁より長いことで見分けられる。
[講談社発行「野の花・街の花(長岡 求:監修)」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
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