5/22(月)、今評判の映画「明日の記憶」と「ダ・ヴィンチ・コード」が一関シネプラザで上映されていたので、妻と2人して、はしごしてしまいました。
2本の映画の上映時間にずれがあったので、書店や古本屋に行って時間を潰して見ました。どちらもとても良かったです。
映画館がある磐井町などの民家の庭に、いろいろなボタン(牡丹)の花が咲いていました。
ボタン(牡丹)ボタン科 ボタン属 Paeonia suffruticosa
中国原産の落葉低木で高さは1~2mぐらい。樹形はよく分枝して横に張る。葉は普通2回3出複葉で、臭気がある。
自然の状態での花期は5月で、その年伸びた枝先に直径15~30cmの大輪の花を1個つける。ボタンの花は柔らかな葉の茂みの中に座っているかのように低くゆったり咲き、芳香を放つ。
野生に近いものは花弁が5~8枚だが、広く栽培されているものは八重咲き、千重(ちえ)咲き、万重(まんえ)咲きで、花色は白、淡紅、紅、紅紫、黒紅、黄、紅のぼかし入りなど。
黄色のボタンは中国の「キボタン(黄牡丹)P.lutea」との交雑種。
「寒ボタン」は2季性のものを特別な栽培法で初冬の頃に開花させるものである。
原産地の中国では古くから、幹を薪に樹皮や根を薬用にしてきたが、観賞用に植えられるようになったのは5世紀頃という。唐の時代に大流行し、万重咲きなど多様な中国品種群が作られ、詩や絵画の題材、模様にも登場しはじめた。
日本へは平安時代に薬用として渡来し、江戸時代には八重の平咲き型んど160を超える品種が作られたという。また、欧米でも19世紀後半から改良が進み珍しい黄花品種の作出にも成功しているという。