2012年9月18日(火)、一関市山目泥田の照井堰(灌漑用用水路)の柵網の中の花壇に植えられているシロバナハギ(シロバナ萩)が、白い蝶形花を沢山つけていました。場所はイオン(旧サティ)の裏側(南側)の方でした。
シロバナハギ(白花萩)/シラハギ(白萩) マメ科 ハギ(レスペデザ)属 Lespedeza thunbergii var.albiflora
「関西に多いニシキハギの白花品種で、シロバナハギとも呼ばれる。」(日本文芸社発行「葉実樹皮で確実にわかる樹木図鑑」のハギの仲間)とあるが、「ミヤギノハギ(宮城野萩)の変種」としている図鑑もある。(下記)
ミヤギノハギ(宮城野萩) マメ科 ハギ(レスペデザ)属 Lespedeza thunbergii
山野に自生する落葉半低木で、毎年地際から一年生の枝を多数出す。ハギの仲間では最もよく植えられている。高さは1~2mになり、花期は地面に着くほど枝が湾曲して枝垂れる。全体に絹状の伏毛があり、葉は表面が濃緑色で無毛、3出複葉で互生する。小葉は長さ2~6㎝の楕円形または長楕円形で、先は尖る。
7~9月、葉の腋から長い総状花序を出し、紅紫色で長さ1.3~1.5㎝の蝶形花を開く。果実は豆果は長さ約1㎝の広楕円形だが、ほとんど結実しない本来は自生種だが、園芸種は各地の公園、庭園に広く栽培されている。
変種のシロバナハギvar.albifloraは花が白色。
用途:庭木、花材。分布:本州(東北、北陸、中国地方)
栽培管理:ハギの仲間は日当たりを好み、葉は密に茂って、大株になる。丈夫なので強い剪定に耐える。株分けは春秋の彼岸頃がよく、芽の動き出す前までに行う。挿し木は6~7月、本年枝の伸びた枝の根もとに近い所から15㎝ほどの挿穂をつくり、挿した後、日除けをして秋に植え替える。花期は6~10月と早くかつ長い。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「同・園芸植物」より]
http://matsue-hana.com/hana/sirobanahagi.html [シロバナハギ(島根県松江市)]
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/hagisiro.htm [シロバナハギ]
http://www.omasa.org/dictionary/tree/tree_sa_01.html [シロバナハギ:樹木:花図鑑:ガーデニングの花咲かおまさ]
http://www.rokkosan-shizen.jp/sub373.html [シロバナハギ(六甲山系の樹木図鑑)]
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_773.htm [シロバナハギ(四季の山野草)]
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