2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「北緯40度温室」エリアに植栽されている原種シクラメン・ヘデリフォリウムが、花を沢山咲かせていました。
http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター:工事中のお知らせ]
原種シクラメン・ヘデリフォリウム サクラソウ科 シクラメン属 Cyclamen hederifolium
シクラメンは、サクラソウ科シクラメン属の多年草(塊茎植物)で、現在23の種があります。一般的にシクラメンといった場合、シクラメン・ペルシカム(Cyclame persicum)から生まれた二倍体、および四倍体の園芸品種群を指しますが、シクラメン属の総称として使われることが多いようです。
この属名は、ギリシャ語の"kyklos"(円)に由来し、受精した多くの種の花柄がクルクル巻くこと、もしくは塊茎の形状を表すという説もあります。
原産地は、北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地方。代表的な地中海気候下の植物のため、その多くが耐寒性に富むものの、高温多湿の気候を苦手としています。日本では夏を休眠、もしくは生育を停滞させてやり過ごし、秋から春にかけて、花期を含む生育期を迎えるというのが、シクラメンのおおまかな生活環です。[NHK出版発行『NHK趣味の園芸プラス・ワン もっとシクラメン』2015(平成27)年12月25日 第1刷発行より]
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