peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヒラドツツジ(平戸躑躅)「オオムラサキ(大紫)」

2009年05月19日 | Weblog
奥州市前沢区のヒラドツツジ(平戸躑躅)
 2007年5月15日




2007年5/15(火)、奥州市前沢区のJUSCO(ジャスコ)前沢店の
大駐車場に車を置いて、東北本線JR前沢駅まで歩いてみました。
大きな街路があり「完成記念碑」が建ててありました。駅東地区
の土地区画事業の記念碑で、前沢駅東ニュータウン「アスティま
えさわ」などをつくるためにおこなわれたようです。







ヒラドツツジ(平戸躑躅)「オオムラサキ(大紫)」
「オオムラサキ(大紫)」はケラマツツジとリュウキュウ
ツツジ、またはキシツツジとの交雑種と考えられています。
丈夫で大きな株に育つので、公園や道路沿いなどに広く植
えられています。



ヒラドツツジ(平戸躑躅)「オオムラサキ(大紫)」の枝変わりの曙





リュウキュウツツジ(琉球躑躅)/シロリュウキュウ
「リュウキュウツツジ(琉球躑躅)R.mucronatumha」はキシツツジ
とモチツツジを交雑してつくられた園芸品種と考えられています。



奈良県橿原市久米寺のヒラドツツジ(平戸躑躅)
 2006年5月16日






1年遅れになりましたが、「結婚40周年記念」に「奈良」に行って
来ました。私は高校の修学旅行で行ったことがありましたが、50年
ぶりの再訪でした。歩いたのは橿原市と明日香村と奈良市が主でし
たが5/10~5/15の5泊6日の旅でした。

2006年5/10(火)は、近鉄橿原線の「橿原神宮前駅」のすぐ近く
に宿をとったので、生憎の雨降りでしたが、ガイドブックに「駅か
ら徒歩5分」と書かれていた「久米寺(久米町)」に行ってみました。
「ヒラドツツジ(平戸躑躅)」と呼ばれている「オオムラサキ(大
紫)」などが花盛りでした。







「久米寺」は、7世紀後半、聖徳太子の弟の来目皇子の創建と伝わる
お寺で、残された礎石や瓦から大寺院だったことがわかるそうです。
6月のアジサイ(紫陽花)園や中風除けのカボチャの酢の物料理が有
名とのこと。境内見学は無料(9:00~17:00、無休)、アジサイ園
は400円。駐車場あり。



ヒラドツツジ(平戸躑躅)「オオムラサキ(大紫)」「アケボノ(曙)」
「リュウキュウツツジ(琉球躑躅)/シロリュウキュウ(白琉球)」

ツツジ科 ツツジ属 Rhododendron
ツツジ栽培は江戸時代に大流行があり、300品種以上が自生種
の変異株から作られたとか。その中の大輪で大株になる「ヒラ
ドツツジ(平戸躑躅)」と呼ばれるものは、長崎県平戸市の武
家屋敷に植えられていたツツジから選抜された園芸品種群との
こと。

江戸時代の平戸は貿易港として栄え、いろいろな植物が各地か
ら持ち込まれた。また、実生が育ち易い気候だったこともあり、
多くの雑種が生まれたのだという。
その親となったのは主にケラマツツジで、これにモチツツジ、
キシツツジ、リュウキュウツツジなどがかかわっているという。

「オオムラサキ(大紫)」はヒラドツツジのグループの1つとし
て扱われる大形のツツジで、ケラマツツジとリュウキュウツツジ、
またはキシツツジの雑種と考えられている。
丈夫で耐寒性があり、庭や公園、道路沿いなどに広く植えられ
ている。4~5月に直径7~8cmの紅紫色の花が咲く。

「アケボノ(曙)」は、オオムラサキの枝変わりで、花は淡紅色
の白い縁取りがある。
「リュウキュウツツジ(琉球躑躅)R.mucronatum」はキシツツジ
とモチツツジを交雑して作られた園芸品種と考えられている。

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