2009年5月9日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/08/a491b31190c41383b4ca1f741a817703.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/17/175eacde7d36413d5ea442584e91ea49.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6d/2c65027f9d10b0d143c5efb235e94ed3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b0/83e0cb9c2a6d9ced0064b7bdd7dd0b24.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0a/190b9920f44c3cc201eea7114c102058.jpg)
2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2にある
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齋=ただし)
主催の山野草・小品盆栽展を見に行ったのですが、
公民館の表面窓側に植えられたオオムラサキの枝変わり
・アケボノ(曙)と思われるツツジが沢山
花を咲かせていました。
日陰には、まだ沢山蕾がついていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d7/d15a37de2003c830c7cbf61028f27b2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/2e/7d8b3bb8d61bff54158320dd47d118fd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/03/8f92235f402f670bd227d917e691a007.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/08/47cf02573828ecf949d51f6fa06dd0f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/77/c931c34ece70a18a372cfa7feadfd1c8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/5d/733e1813154322d579c1af4dd35e328d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/17/a766312611d3538a04bd37266c29eecb.jpg)
オオムラサキの枝変わり・アケボノ(曙)
ツツジ科 ツツジ属
rhododendron pulchrum 'Akebono'
曙(あけぼの)はオオムラサキ(大紫)の枝変わりに
よってできた品種で、葉は広披針形~長楕円形
で厚い。花は淡紅色で、花弁の縁に白い覆輪が
あり、上弁に濃紅紫色の斑点がある。
別名はタカネシボリ(高根絞り)。
オオムラサキ(大紫)Rhododendron pulchrumは、原
産地不明の園芸種で、ヒラドツツジ(平戸躑躅)
のグループの一つとして扱われる大形の
ツツジである。
ケラマツツジとリュウキュウツツジとの交配に
よってできたという説と、ケラマツツジとキシツ
ツジとの雑種であるという説とがある。
高さ1~3mになる常緑低木。葉は枝先に集
まって互生し、大形の狭長楕円形で両端は尖
り、革質。縁は前縁で、両面に毛がある。丈
夫で耐寒性があり、庭や公園に広く植えられ
ている。
4~5月、枝先に直径6~8㎝の大きな花が2~
4個咲く。花冠は紅紫色で先端は5裂し、上弁
に紫色の斑点がある。萼片には褐色の毛と腺
毛がある。雄しべは10個。雌しべは1個。
ヒラドツツジ(平戸躑躅)は長崎県平戸市に
古くから多数植栽され、各地に広まった変異
に富んだ大形ツツジの品種群の総称である。
江戸時代の平戸は貿易港として栄え、いろいろな
植物が各地から持ち込まれた。ツツジもその一つ
で、実生が育ちやすい気候だったこともあって、
自然交配と実生が繰り返され、多くの雑種が生まれ
たものと考えられている。その中の優れたものを
選抜したのがヒラドツツジで、その親となったの
は主にケラマツツジで、これにモチツツジ、キシツツジ、
リュウキュウツツジなどがかかわっているとのこと。
リュウキュウツツジ(琉球躑躅)R.mucronatumは
キシツツジとモチツツジを交雑してつくられた
園芸品種と考えられている。