(下)「奥の細道を訪ねて(第14回)~「荒海や」の名吟を生んだ親不知・市振をめぐる難所・倶利伽羅峠を越えて」のバスツアーは、最初の見学予定地である「直江津・本敬寺」に向かって北陸自動車道から国道8号線に移り、「長岡・柏崎」方面に向かっています。左側の車窓からは「直江津港&コンテナ埠頭」が見えていました。
(下)直江津(旧今市)山崎山・本敬寺(新潟県上越市大字黒井1829)に到着。ここは黒井宿があった所で、芭蕉と曽良が宿泊したと伝えられています。
http://www.its-mo.com/c/%E6%9C%AC%E6%95%AC%E5%AF%BA/DIDX_DKE,2529070/ [本敬寺・直江津/寺院・神社・神宮:いつもNAVI]
曽良随行日記によると「7月6日(新暦8月20日)雨晴。鉢崎ヲ昼時、黒井ヨリスグニ浜ヲ通テ、今町ヘ渡ス。」とあり、米山(鉢崎)~柿崎~潟町~黒井の道程もかなり難渋したようで、芭蕉と曽良は黒井宿では旅籠屋伝兵衛で休んだと上越市の「奥の細道紀行300年記念事業」掲示板にありました。
この本敬寺に隣接する民家の前に鉢植えにされたタマスダレ(玉簾)/ゼフィランサス・カンディダが、白い花を沢山咲かせていました。
タマスダレ(玉簾)ヒガンバナ科 ゼフィランサス属Zephyranthes candida
中央・南アメリカ(ペルーなど)原産の小球根植物。日本へは明治初期に渡来し、耐寒性が強く丈夫なので庭植えやグランドカバーによく利用されてきた。雨後に花を咲かせるので「レインリリー」とも呼ばれる。また、学名そのままに「ゼフィランサス・カンディダ」と呼ばれる。
高さは20~30cmほどになり、肉厚の細長い葉を1球から多数出し、葉株の中から花茎を次々に伸ばして先端に花径4~5cmの白色の6弁花を咲かせる。 花期は5~9月。
このほか、花がピンクの「サフランモドキ/ゼフィランサス・グランディフロラ」や秋に黄花を咲かせる「キトリナ」など10種ほどの同属種が栽培されるが、タマスダレ以外は冬に敷き藁や、盛土をするなど、簡単な防寒が必要だといわれる。
ゼフィランサス属には、アメリカを中心とする西半球の温暖地方に71種ほどが分布する。耐寒性種と半耐寒性種とがある。有皮鱗茎をもつ小球根で、線状または扁平な皮紐状の葉を根生し、春咲きと夏咲きがある。花色は白、乳白、桃、淡紅、赤黄銅色。
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