2014年4月17日(木)、一関市東山町松川にある「紅葉ケ滝公園」に」行ってきました。この公園は、地元の人たちが整備し、管理運営しているもので「入場は無料」です。場所は旧・松川小学校前を通る道を丈競山方面に向かって進むと500mほどの所・右側にあります。
この日、山道の急斜面に自生し、暗褐色を帯びた花を咲かせているウスバサイシン(薄葉細辛)を見つけました。この多年草はヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)の食草として知られていますが、蝶々も是非見たいものです。(最近は行っていませんが、猊鼻渓の山の中にも自生していました。)
ウスバサイシン(薄葉細辛) ウマノスズクサ科 ウスバサイシン属 Asiasarum sieboldii
山地のやや湿った林床に生える多年草。茎は地面を這い、根元から5~10cmの長い柄を伸ばし、先端に長さ5~8cmの薄い葉をつける。葉は卵形で、先は急に尖り、基部は深いハート形。花期は3~5月。2個の葉のつけ根に暗褐色を帯びた花を1個つける。花は直径1~1.5cm。3枚の花びらに見えるのは萼の一部で、基部側を萼筒という。属は違うが、よく似たフタバアオイと違って、葉のへりに毛があり、3個の萼片の下部は完全にくっついている。萼片の上部は水平に広がり、その先端がキュッと上向きに曲がっているのが特徴。和名は細くて辛い根を乾燥させたものを細辛[生薬名]といい、葉が薄いので、「ウスバサイシン」と名付けられた。分布:本州、四国、九州(北部)。ヒメギフチョウの食草として知られる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓名前図鑑・野草の名前(春)」
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34302228&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:花巻市胡四王山のウスバサイシン(薄葉細辛)2010年4月24日(土)]
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