goo blog サービス終了のお知らせ 

peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

キレハイヌガラシ(切葉犬芥子)

2008年06月24日 | Weblog
一関市川崎町のキレハイヌガラシ(切葉犬芥子)
 2008年6月20日








2008年6月20日(金)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字諏訪前地区
の北上川堤防内(「川崎生涯学習センター・まなぽーと」から100m
ほど離れた国道282号線沿い)で、大群生した「キレハイヌガラシ(
切葉犬芥子)」が黄色い花を咲かせていました。邪魔をする木などが
ないため陽光を浴びた雑草たちが伸び伸びと生育しているように見え
ました。

この場所は、「ちっちゃい村の大きな花火」をキャッチフレーズに
して8月16日頃毎年行われている花火大会の観覧席になる所です。
「農林水産省補助事業・農村広場」と書かれた看板が立っていました。
水洗トイレもあり、「ドラゴン橋」の愛称がある北上大橋や千厩川の
水門などを眺めるには良い所です。











キレハイヌガラシ(切葉犬芥子)アブラナ科 イヌガラシ属
Rorippa sylvestris besser
ヨーロッパ原産でアメリカやアジアに帰化している多年草。全体無毛、
根茎から2~3回羽状に深裂したロゼット葉を出し、茎はよく分岐して高
さ60㎝ほどになる。茎に付く葉も羽状深裂し、短い柄で互生する。

春から夏にかけて枝の先に花序をつけ、直径5㎜ほどの黄色の4弁花を
穂状につける。果実は長さ15㎜ほどの円筒形。

1963年に神奈川県で報告されたが、北海道ではそれ以前から「ヤチイ
ヌガラシ」の名で知られていた。本州中部以北を中心に、やや湿った
土地に発生する。根の切片などで旺盛に増殖するため、農耕地に入ると
除去の困難な雑草となる。英名:yellow fieldcress

最新の画像もっと見る

コメントを投稿